8月1日付 東京新聞 K2で日本人クライマー2人滑落 平出さんら安否不明、パキスタン
【イスラマバード共同】登山用品販売の石井スポーツは7月28日までに、
パキスタンにある世界第2の高峰K2(8611m)で27日、いずれも同社所属の山岳カメラマンでクライマーの平
出和也さん(45)=長野県出身=と、中島健郎さん(39)=奈良県出身=が滑落したと明らかにした。
安否は不明としている。
在パキスタン日本大使館が27日、日本人男性2人が滑落したと明らかにしていた。
石井スポーツによると、2人はK2西壁で登山中に7000m地点から滑落した。
現地で手配したヘリコプターが
2人を確認したものの、標高や斜面の角度から着陸できず地上からの救出を試みている。
パキスタンでは日本人の山岳事故が相次いでいる。カラコルム山脈に位置するスパンティーク(7027m)では、
6月に山岳ガイドの平岡竜石さん(55)=本籍・山梨県=と田口篤志さん(36)=同・東京都=が遭難し、
平岡さんの遺体が収容され田口さんは行方不明となった。
今月もスパンティークで長野県松本市の大西浩さん(64)がクレバスに転落し死亡した。
現地で手配したヘリコプターのパイロットが同日、2人の位置を確認したが着陸はできなかった。地上からの救
助も難しいとの報告もあったという。
7月30日、2人に動きがないとの情報が伝えられ、2人の上部に大きな亀裂があって崩落による二重遭難の恐れが
あることなどから、家族の同意の下で同日午後2時、救助活動の終了を決めた。
ホームページでは、報告を終えると表明した上で
「両名の活躍をたたえるとともに、可能な限り支援を続けてまいります」としている。
【続報】K2西壁で滑落した平出・中島パーティの救助活動を断念(7月31日)
文=山と溪谷オンライン
パキスタン・カラコルムのK2(8611m)西壁で滑落した
平出和也さん(45)と中島健郎さん(39)パーティについて
二人が所属していた石井スポーツは7月30日、救助活動の打ち切りを発表した。
未踏壁に挑戦…世界第2の高峰「K2」標高7000m付近で滑落
登山家・平出和也さん、中島健郎さんの救助打ち切り
石井スポーツの発表によると平出さん、中島さんは滑落地点から動きがなく
崩落の危険性が高いために地上からも近づけない状況で
家族の同意のもと、捜索活動の打ち切りを決めたという
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=過去記事より=2020.12.
今年最も感動した番組「グレートヒマラヤトレイル」
世界で最も高いところに刻まれた一本の道「グレートヒマラヤトレイル」
誰も見たことのない映像を求め二人のカメラマンが旅する!
BSP NHKより
「カンチェンジュンガ “五大宝蔵”を求めて」
標高8000mを超える山々を望み1700kmにわたりネパールを横断する天空の縦走路
世界第3位の高峰など8000m級が5座も連なる世界最大級の山塊「カンチェンジュンガ山群」
チベット語で「五大宝蔵」を意味する山塊
二人の山岳カメラマンは
聖なる山の全容を捉えるため、ブルーアイスに覆われた標高6143mのピークに挑む
様々な難関を乗り越え目にした光景は,,
石井邦彦(カメラマン)
中島健郎※(登山家・カメラマン)
※ピオレドール賞を受賞した日本トップクラスのクライマー
▲
二人が分かりますか?
▼
天空からドローンで空撮
バッテリー装備込みで200キロをポーター数人でベースキャンプまで持ち上げた
未踏の氷河コースなど誰も見たことのない映像を求め
二人のカメラマンが苦戦・苦闘する
健郎さん「ついて来(こ)させちゃたぁ~」
石井カメ「ついて来ちゃた~」
子供のような笑顔で、なんだか素敵な会話だった☆
=出典:画像すべてNHKTV=
☆☆☆
グレイトヒマラヤトレイル
放送予定 再放送予定 過去の放送
~
コチラに変更 ⇒ NHK BS4K ~
ヒマラヤを東西に貫く世界で最も過酷なトレイル。
高さ3000mの大岩壁を持つ神の山ジャヌーへの旅。
第1話は山の民が集うバザールで旅の準備。
仲間と再会再び旅が始まる8000m級の山々を望み1700kmにわたってネパールを横断する天空の縦走路
「グレートヒマラヤトレイル」!
セクション3で2人の山岳カメラマンが旅するのは、
神の山と崇められ山岳民族の信仰を集める「ジャヌー」。
異様な姿から「怪峰」とも畏れられてきた。
第1話:山麓の町タプレジュンで山岳民族キラータと出会い、特産の食材などを入手。
ネパールの納豆キネマとは?去年旅を共にした仲間と合流し、白き峰々へ出発!
【出演】カメラマン…石井邦彦 ,登山家・カメラマン…中島健郎,【語り】斉藤茂一
※昨年は*平出和也さんと中島健郎さん
(*アルパインクライマー、山岳カメラマン)
がパキスタン・カラコラムの名峰ラカボシ(7788m)を南面新ルートから登頂
中島建郎さんの活躍が素晴らしい☆
中島建郎さん インスタグラム
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わたしはアドベンチャーレーサー田中陽希さんの一筆書き百名山を応援していました
そしてその陰で隠れたアルピニストカメラマンが活躍していたのを知っていました
当時はまだドローン撮影は珍しく、建郎くんが誰かの指示で飛ばしていた姿は目に焼き付いています
平出和也さん、中島建郎くんのパキスタン・カラコラムの名峰ラカボシ(7788m)への
挑戦も何度も危機にさらされ、ベースキャンプに下りてまた上がって、、、
踏破後は平出さんは「早く娘に逢いたい」と言っていた言葉、姿が忘れられない
また、北海道の大雪山系黒岳で滑落しした谷口けいさんの遺影も山頂に、、
建郎くんは、朴訥で素直な好青年で心より応援していた
ニュースの一報で「K2滑落」を知った時は、二人であることは想像もしていなかった
上記添付の写真入り新聞記事で「。。」心臓が止まりそうになり、うろたえた
ウソであってほしい、奇跡が起きてほしい
なぜ今年なの、オリンピックがあるのに、、、
と勝手な事を言いたくなったり、、、
記事にすることは躊躇ったが、奇跡を信じ祈りつつ、、、
ご家族の皆様に、心よりお悔やみ申し上げます
お二人との初めての出会いは2014年日本百名山ひと筆書きのとき。
撮影スタッフとの顔合わせの時、
カメラマンとして同席していた平出さんを目にした時の驚きと喜びは今も覚えています。
健郎くんとは残雪期の日本アルプス縦走時(北アルプス)、100L(40kg)超えのバックパックを背負い、
パートナーを組んでいた三戸呂くんと足並み揃えて淡々と登る姿は今も残っています。
2016年Patagonian Expedition Raceでは初めてのアドベンチャーレースの撮影を楽しみながらも、
このレースの難しさを実感されている姿が印象的でした。
日本3百名山ひと筆書きが終わってから3年。また、ご一緒できる日を楽しみに日々を過ごしていました。
お二人の笑顔が今も僕の心を掴み続けてくれています。
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