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復活しました。

脂肪含有量による牛肉の違い~スーパーの肉と米沢牛の比較を通して~

2013-02-20 23:56:32 | 奥田塾編(東北編)
序論
米沢牛はブランド牛として名高く、その美味さには定評がある。
今回、奥田(2012)が宅地建物取引主任者試験に合格したため、内定先の会社からまごころチケットを受け取った。
そのチケットを利用して米沢牛頂けるチャンスがめぐってきた。
そこで、本研究ではスーパーの肉との比較を行った。
比較を行うことで、スーパーの肉と米沢牛の違いをさまざま角度から認識でき、米沢牛の美味しさをより深く楽しむことができると期待できる。

まず予備実験として、調理前の肉の観察を行った。


図1  スーパーの肉

スーパーの肉は100g250円であり、一般庶民にとっては高い部類に入る肉である。


図2  最高級米沢牛ロースステーキ

この肉は100g2500円であり、スーパーの肉の10倍である。
図からもわかるように、明らかな脂肪量の違いが見られた。
次に調理実験について、説明する。

調理実験
実験1 米沢牛、スーパーの肉に塩・コショウをふりかけ、フライパンで焼いた。焼いた肉をご飯と一緒に食べた。
実験2 米沢牛、スーパーの肉にに塩・コショウをふりかけ、ニンニクとともにフライパンで焼いた。焼いた肉をご飯と一緒に食べた。



結果と考察
まず、肉を焼いた時の米沢牛とスーパーの肉の比較をした。
米沢牛をフライパンに入れた瞬間肉から肉汁が溢れ出した。
そして、米沢牛の上品な香りが部屋の中に充満した。
一方で、スーパーの肉はフライパンで焼き続けても肉汁が出てこない。
また、焼き続けると、肉が堅くなって、反り返った。
これだけでもスーパーの肉との違いを感じられた。



次に焼いた肉に包丁を入れた。
スーパーの肉は切り分けるのに苦労したが、米沢牛は包丁を入れた瞬間、肉は簡単に2つに分かれた。柔らかい。

次に、焼いた肉を食した。


肉をかんだ瞬間、スーパーの肉を遥かに超える柔らかさを感じた。
そして次の瞬間、口の中に肉汁が溢れ出した。
その肉から出た旨味を味わっているうちにいつの間にか肉が口の中から消えていた。
これは美味い。
この美味さはグルメレポーターベトナム氏の次の発話からも明らかである。

「今まで食事を侮っていた。米沢牛によって私は気付かされた。うまいものを食べることは、性欲を発散することよりも私を快楽へと導くと。」

このように人間の性欲すらも越えると表現されていることからも、米沢牛の美味さが尋常でないことがわかる。
ご飯と塩・コショウをふりかけて焼いた肉、そんなシンプルなスタイルで食したことでより一層、贅沢な味わいを感じることができたように思える。

結論
米沢牛は美味い。

長谷川貴彦・奥田恭平・國川慶太