昨日ハンデが発表されたので、今日は夏の新潟競馬の名物競走となっているGⅢ新潟記念を検討してみます。二桁人気馬が波乱を起こす頻度の高いレースですので、夏競馬のしめくくりとして是非当てて、気分良く秋競馬を迎えたいものです。
新潟記念【2023年9月3日新潟11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
農林水産省賞典 新潟記念の過去10年データ、好走馬一覧(2023年9月3日新潟11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
早速、過去10年のデータからレース傾向をみてみましょう。まず過去10年の3着以内馬の負担重量から。
1)斤量(ハンデ)
・58㌔ 1頭 1頭
・57.5㌔ 2頭 1頭
・57㌔ 6頭 4頭
・56.5㌔ 1頭 1頭
・56㌔ 5頭 7頭
・55㌔ 5頭 10頭
・54㌔ 5頭 2頭
・53㌔ 3頭 0頭
・52㌔ 2頭 3頭
・51㌔ 0頭 1頭
参考までに、右隣にその前の10年間(2003~2012年)の数字も付けてみましたが、全体的に中位ハンデの馬が優勢とはいえ、10年間で57㌔以下、6→5→5→5ときれいに散らされていると、これはハンデキャッパーの面目躍如だと思います。最重量や最軽量の馬はともかく、あまりハンデ差を意識し過ぎなくてよい感じです。
ちなみに今回の最重量馬は58㌔のユーキャンスマイル(昨年57㌔ 2着)で、51㌔以下の軽量馬はいませんので、データ的に厳しいのは同馬だけです。
つづいて、性齢も見ておきます。
2)性齢
・3歳=2頭 ・4歳=8頭 ・5歳=10頭 ・6歳=6頭 ・7歳=4頭
〇牝馬=2頭 〇騸馬=1頭
5歳馬が多いとはいえ、この程度なら、ハンデ差と同様、あまり気にしなくてもよい感じです。牝馬は出走17頭中2頭、騸馬は同8頭中1頭です。夏場のハンデ戦を考えると、もう少し多くてもいい感じはしますが、これもあまり気に留めなくてよいかも知れません。今回のメンバーで牝馬は、サリエラ、ファユエン、フラーズダルムの3頭ですが、サリエラは人気になりそうです。3歳勢は53、54㌔と斤量が軽いとはいえ、ここをステップに秋のGⅠレースを狙うのはやや変則的なのか、人気になっても敗れるケースも目に付きます。今回出走するダービー5着のノッキングポイントも半信半疑な感じがします。
今回は持ち時計は省いて、前走のステップを見ておきます。
3)臨戦過程(前走)
・小倉記念 7頭 (※今回該当馬なし)
・七夕賞 4頭 (グランオフィシエ⑬)
・函館記念 3頭 (マイネルウィルトス④ イクスプロージョン⑭)
4)血統
それから、血統については、もちろんディープインパクト産駒が好成績を上げてきましたが、母系も含めたキングカメハメハの血統も見逃せません。この血脈のある馬を挙げておきますと、
・サトノルークス :父ディープインパクト
・サリエラ :父ディープインパクト
・プラダリア :父ディープインパクト
・グランオフィシエ :父キングカメハメハ
・ノッキングポイント :母父キングカメハメハ
・ブラヴァス :父キングカメハメハ
・ユーキャンスマイル :父キングカメハメハ
5)宮田式バイオリズム◎
最後に、宮田式バイオリズムが◎の馬を挙げておきます。
・イクスプロージョン 5・2・3・11
・インプレス 4・1・0・6
・グランオフィシエ 5・3・1・8
・サリエラ 3・1・1・0
・ファユエン 4・0・1・12
・プラダリア 2・2・2・5
おそらく、サリエラ、プラダリア、ノッキングポイントの3頭は人気になるでしょうが、この中のどれかを軸馬とするのが妥当な感じです。今日のところは保留にしておきますが、個人的には、サリエラかプラダリアでいい気がしています。それから、穴候補ですが、前走重賞レースで大敗しているグランオフィシエとイクスプロージョンの2頭に加え、去年の二番煎じの感じもありますが、3年前の勝ち馬のブラヴァスあたりが気になっています。去年2着にがんばったユーキャンスマイルは8歳にしてトップハンデの今回はさすがに苦しいのではないかと思います。あとは、当日の流れ(枠の出方)しだいでしょうか。
ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。今日は草刈りに出ないといけないのですが、暑いのでほどほどにしておきます。みなさんもどうか自重して、何とか一日無事でありますよう祈ります。
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