※ジュライSについて追記しました。
昨年の菊花賞馬アスクビクターモアが放牧先で亡くなったそうです。それだけでも驚いたのですが、死因が何と熱中症による多臓器不全というのですから、……言葉を失います。そう言えば、福島・相馬の野馬追の祭りでも馬が死んでるそうです。JRAも対策に動くようですが、英知を集めて最善の方法を見つけていかなくちゃいけないと思います。これは競馬に限りませんが。
アスクビクターモア急死 JRAは暑熱対策推進、来夏から高リスク時間帯休止で“薄暮開催”へ - スポニチ競馬Web (sponichi.co.jp)
未明にびっくりしてトーンダウンしてしまいましたが、今日は土曜から始まる小倉競馬の11R阿蘇Sを検討してみます。長くopのハンデ戦として施行されてきましたが、ここ3年は別定戦となっています。個人的には当てているイメージが強くて大歓迎の口ですが、今年はどうなるでしょうか。
阿蘇ステークス【2023年8月12日小倉11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
阿蘇ステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2023年8月12日小倉11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
条件が一貫していませんが、過去10年の3着以内馬の傾向を見てみます。まずは性齢ですが、5歳馬が半数以上をしめています。
・4歳=4頭 ・5歳=17頭 ・6歳=6頭 ・7歳=2頭 ・8歳=1頭
〇牝馬=2頭 〇騸馬=1頭
次に前走のステップを確認します。
・ジュライS 10頭 ※今年は該当レースなし
・アハルテケS 3頭
・名鉄杯 3頭
・プロキオンS 2頭
・白川郷S 2頭 ▲今年は別条件で実施(芝1600)
・KBC杯 2頭 *今年は該当レースなし
ジュライS組が抜けて多いのですが、今年はなぜか福島で行われていたこのopL(リステッド競走)がなくなっています(※追記:正確には福島で施行されたのは昨年・一昨年で、それ以前は中京や阪神で施行されていたレースです。すいません)。英国の短距離GⅡと同じ名前なので遠慮したんでしょうか(今さら?)。今年の福島で同時期・同距離で実施されたTUF杯はopではなく3勝クラスのレースに変更になっていますので、スライドさせて当てはめるわけにもいきません。しょうがないので、「次点」となりますが、前走がアハルテケS(6月東京D1600)と名鉄杯(7月中京D1800)、ついでにプロキオンSだった馬を並べてみます(〇数字は着順)。
〇アハルテケS組 アラジンバローズ③
〇名鉄杯組 ウエルカムニュース⑦、ダノンハーロック⑧
〇プロキオンS組 メイショウテンスイ⑤
小倉競馬場のダート戦と相性のいい馬も挙げておきましょう。
・アラジンバローズ 2・1・0・0 *3戦とも重馬場
・ラヴィータエベラ 2・1・0・0
・ミステリオーソ 2・1・1・4 *1着は重・不良
・リアンクール 1・2・1・0
・キングズソード 1・0・0・1
・ダノンハーロック 1・0・0・0
・ブラックアーメット 1・0・0・0 *重馬場
・ブリッツファング 0・0・1・0 *重馬場
最後に、宮田式バイオリズムが◎の馬を確認しておきます。
・ウエルカムニュース 4・1・2・4
・エマージングロール 4・2・0・7
・キングズソード 5・1・1・4
・ダノンハーロック 4・1・0・4
・ビヨンドザファザー 4・2・1・8
・ブリッツファング 3・0・2・3
・メイショウテンスイ 4・4・4・23
ここは実力が拮抗していて難解ですが、ねらいは5歳ではなく、4歳のウエルカムニュースとキングズソードあたりでしょうか。選ぶとすれば、斤量が1㌔軽いウエルカムニュースの方です。今年1月の東海Sではダートの一線級と互して4着。GⅢ勝ちをしている上位3頭には及びませんでしたが、重賞に手が届くところまで来ていることはわかりました。前走の名鉄杯は2番人気で7着に敗れましたが、4ヶ月ぶりのレースでしたし、馬体を500㌔台に戻してくれば、先行して押し切れるメンバーだと思います。メイショウテンスイと2頭で先行して、そのままだとうれしいのですが……。キングズソードは、斤量差のとおり、能力的にはウエルカムよりも上だと思いますが、夏場の小倉があんまりいいとも思えませんので、その分割り引きます。
ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。現在九州は台風で大荒れのようですが、次の台風の接近で今度はこちら(関東)が大変なことになるのはどうやら避けられないようです。今日のうちにお盆の準備をしておこうかと思います。しかし、灯籠を立てても大丈夫なのか(見合わせるのもありですかねぇ)。父親の供養も無事にできるかどうかあやしくなってきました。みなさんも、どうか台風対策を怠りなく。ご無事を祈ります。
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