東京競馬のGⅠシリーズもひと区切りで、次の日曜の重賞エプソムカップは、GⅠレースでは少し足らないものの、実力のある好メンバーがそろいました。おそらく東京は金曜から日曜まで雨模様でしょうから、馬場の悪化が見込まれ、予想はなかなか難しそうです。
エプソムカップ【2023年6月11日東京11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
エプソムカップの過去10年データ、好走馬一覧(2023年6月11日東京11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
エプソムカップの過去10年を見ると、1番人気の馬が3着以内を外したレースが6/10回と、馬券に絡めないケースの方が多かったことがわかります。加えて、先週、東京競馬はオークス以来4開催日続けて11・12Rで1番人気が3着以内の連に絡んでいるのでそろそろ危ないなどと書きましたが、安田記念のあった4日(日曜)も11・12Rともに1番人気馬が連に絡みましたので、これはまだ人気順が不明ですが、エプソムカップで1番人気になる馬は危険信号が灯っていると見ています。
まず、雨重の巧拙を見ておきましょう。良馬場のレースしか走ったことのない馬もいるので、判然としませんが、血統や実績などから、個人的なイメージでやれそうな馬を拾ってみると、
・エアロロノア 牡6(父キングカメハメハ) 1・0・1・1 去年マイラーズ・稍重5着
・ガロアクリーク 牡6(父キンシャサノキセキ) 去年エプソム・重2着と皐月賞・稍重3着
・ジャスティンカフェ 牡5(父エピファネイア) 新馬・不良1着 去年エプソム・重4着
・ヤマニンサルバム 牡4(父イスラボニータ) 重まで0・2・1・0だが、新潟大賞典・不良7着
・ラストドラフト 牡7(父ノヴェリスト) 2年前、AJCC・不良でアリストテレスの3着
ここは去年、重馬場のこのレースで2着したガロアクリークに一番適性があるように思います。ただし、まるまる1年の長期休養明けです。久々でも走るタイプとはいえ、全幅の信頼を寄せるまではどうかという感じはあります。
去年のこのレースで1番人気4着だったジャスティンカフェも有力どころですが、安田記念を除外になって、ここに出てくるインダストリアは、今回1番人気を争うと思われるそのジャスティンカフェに、前走ダービー卿CTで競り勝っていて、実力的には文句なしです。あとは馬場適性があるかどうかでしょう。ヤマニンサルバムもこのレースと好相性の4歳馬で、雨馬場が下手なこともないのでしょうが、前走の雨・不良の新潟大賞典では、勝ったカラテよりも斤量で3キロ軽くて13馬身の差をつけられました(7着)から、ねらい馬にするのはちょっと腰が引けます。
最後に宮田式バイオリズムから今回のレースが好相性の馬を見ておきます。
◎ インダストリア 4・1・0・4 (※今回1~3着で等式成立。以下略)
エアファンディタ 6・4・0・11
ガロアクリーク 2・1・3・7
ショウナンマグマ 3・1・0・10
マテンロウスカイ 3・4・3・1
ヤマニンサンパ 3・1・0・7
というわけで、今日の推しはガロアクリークとインダストリアの2頭です。明日には追い切り情報なども入ってくるので、調教具合を見ながら、ねらいを絞っていくつもりです。本日もお読みいただきありがとうございました。実質的には関東もすでに梅雨入りしていると思いますが、今日も一日がんばりましょう。
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