暮れのホープフルSが終わって一週間。明日からいよいよ今年の中央競馬が開幕します。しかも初っぱなから3日間開催で、関係者もなかなか大変ですね。今日は土日に組まれた重賞3レースに出走する馬たちの調教情報を集めて順番づけをしてみます。“馬を見る眼”に優れたみなさんの眼力頼りで、今年も金曜の記事を埋めていくことにします。逐一参照元は挙げませんが、いつもWeb上に情報を上げておられる方々には感謝しています。長くなるので、いつも併せて載せている調教時計は、今回は省きます。
土曜 中山11R 中山金杯 GⅢハンデ 追い切り情報 まとめ
★★★★★ 5.0 サトノエルドール
☆★★★★ 4.5
★★★★ 4.0 リカンカブール
☆★★★ 3.5 エピファニー ゴールデンハインド ボーンディスウェイ
★★★ 3.0 クリノプレミアム マテンロウレオ アラタ
管見の範囲ですが、評者のどなたも「A評価」だったのが8歳のサトノエルドールで、これがまず筆頭です。重賞実績は5・6着までですので、斤量56㌔とはいえ、勝つまではどうかという感じはありますが、好調は好調なので、展開がはまれば馬券に絡んでくるかもしれません。前走チャレンジC組のエピファニー、マテンロウレオ、リカンカブールも好調ですが、斤量的に一番恩恵があるのが56㌔のリカンカブールです。前走は2ヶ月ぶりで馬体が太かったので、叩いた今回は上積みが見込めると思います。それから、去年2着なので「穴馬」ってこともないですが、クリノプレミアムは今回も狙い目だと思います。惑星は、1600の京都金杯でなく、2000のこちらに回ってきたホウオウアマゾンですが、調教で目立った動きもないようなので、今回は苦しい感じです。
土曜 京都11R 京都金杯 GⅢハンデ 追い切り情報 まとめ
★★★★★ 5.0
☆★★★★ 4.5
★★★★ 4.0
☆★★★ 3.5 アンドヴァラナウト
★★★ 3.0 アヴェラーレ アルナシーム トゥードジボン
ビューティフルデイ マテンロウオリオン
「低評価」ということもないですが、ここは抜けて調教がよい馬というのが見当たりません。機械的に数値を平均すると一番よかったのがアンドヴァラナウトということで、次位評価の5頭を含め、どの馬にもチャンスがある感じです。実績上位のドーブネはこれらの次の評価です。斤量58.5㌔のトップハンデでも貫禄勝ちするかもしれませんが、今回は直線失速のシーンも頭に入れておく必要があると思います。あと、上に名前がありませんが、メイショウシンタケも次の次くらいなので、一応候補として名前だけ挙げておきます。
日曜 中山11R フェアリーS 3歳牝馬GⅢ 追い切り情報 まとめ
★★★★★ 5.0
☆★★★★ 4.5 テリオスサラ
★★★★ 4.0 キャプテンネキ マスクオールウィン メイショウヨゾラ
スティールブルー
☆★★★ 3.5 キャットファイト ニシノティアモ
★★★ 3.0 ジークルーネ
前走重賞を走ったキャットファイト、スティールブルー、キャプテンネキあたりはどれも好調で、人気にもなりそうですが、数値が一番高いのは、前走赤松賞でステレンボッシュ(阪神JF2着)の2着に粘ったテリオスサラです。父ロジャーバローズ譲りの先行策でここも押し切れるかどうか。おもしろいのはメイショウヨゾラでしょう。デビュー戦の出遅れを反省して、前走は先行押し切りのレースでしたが、今回もうまく前に行ければ、テリオスサラとともに二頭前残りというシーンがあるかも知れません。あまり人気にならないとよいのですが。
シンザン記念の調教状況は当日の朝予想に加えることにします。
いよいよ今年の開幕戦です。宮田式馬券術プラスαで大きな馬券に恵まれるよう、明日以降がんばります。本日もお読みいただきありがとうございました。
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