今日は日曜小倉の短距離戦、北九州記念を検討してみます。福島のラジオNIKKEI賞とともに、こちらもハンデ戦で、とても人気どおりに収まる気配はありません。今のところ24頭の登録があるので、1/3が除外となる見込みです。葵Sの上位3頭が登録しているので、3歳世代が古馬勢と互角に渡り合えるのか、世代差を測る意味でも、興味あるレースです。施行時期が変更になってしまったので、過去のデータがあまり役に立ちませんが、一応、過去10年の3着以内馬のデータを項目ごとに見ていきます。まあ参考程度です。
1)斤量(ハンデ) ※( )内は今回の該当馬
・57㌔ 3頭
・56.5㌔ 2頭
・56㌔ 3頭
・55.5㌔ 2頭 ・55㌔ 7頭(カンチェンジュンガ バースクライ モズメイメイ
ヤクシマ ロードベイリーフ)
・54㌔ 4頭
・53㌔ 4頭
・52㌔ 2頭
・51㌔ 3頭 3)性齢 ※頭数は延べ数
〇3歳 : 4頭 〇4歳:8頭 〇5歳:10頭 〇6歳:7頭 〇7歳 1頭
/〇牝馬:17頭 〇騸馬:0頭
4)血統
真夏の小倉の馬場とちがって、梅雨の真っ只中ですから、過去10年の傾向とはだいぶ変わってきそうです。小倉の芝1200の一般的な傾向としては、父ロードカナロア・ダイワメジャー・ビッグアーサーが「御三家」ですが、馬場が悪化すれば、ノーザンダンサー系の馬も台頭してきそうです。小倉は土曜まで雨が残るようなので、当日は晴れて馬場が回復したとしても稍重までと想定して、ここでは、「御三家」と父ノーザンダンサー系から比較的道悪に実績のある馬を選んでおきます。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・カンチェンジュンガ :父ビッグアーサー/母父ノヴェリスト(Monsun)
・サーマルウインド :父ドレフォン(Storm Bird系)/母父スペシャルウィーク
・ナナオ :父ロードカナロア/母父オルフェーヴル(ステイゴールド)
・ピューロマジック :父アジアエクスプレス(Storm Bird系)/母父ディープインパクト5)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
①前走好走馬が堅実:前走3着以内馬の複勝率32.3%
②牝馬優勢
③キャリア22戦以内:前年以降の重賞勝ち馬除く
④年明け以降12頭以上の重賞かop特別で連対
または、前年以降15頭以上の小倉芝1200で4着以内
⑤前走との間隔中6週以内 施行時期が変わっていますが、一応条件的に浮上するのは、3歳勢のピューロマジック、ペアポルックス、ナナオの3頭と、あとはエイシンスポッター。これにサーマルウインドが続くといった形勢です。
6)宮田式バイオリズム◎
・ジャスパークローネ 6・1・2・10
・ディヴィナシオン 4・8・4・35
・トゥラヴェスーラ 4・5・1・22
・ナナオ 3・2・1・1
・ピューロマジック 3・2・1・2
・ペアポルックス 2・3・0・0
・メイショウソラフネ 4・4・1・8
・ヤクシマ 3・0・2・12
・リプレーザ 3・1・2・13
・ロードベイリーフ 4・6・5・28
7)結 論
ハンデ戦でなければエイシンスポッターの差し脚が断然ですが、58㌔はけっこうこたえる感じです。除外馬が多そうなので、出走できるかどうかわかりませんが、ここは先週のパラダイスSと同様、軽量の3歳馬が好走すると見て、葵S組の3頭から、斤量が最も軽いナナオを主軸に抜擢しようと思います。前走は3ヶ月ぶりのレースで馬体14㌔増がやや響いたものと見ています。この世代の短距離馬としては能力上位ですので、今度は得意の先行差しで押し切ってくれると期待します。対抗としては、エイシンスポッターは押さえまでにして、55.5㌔ならばサーマルウインドの方が手強そうです。前走の春雷Sで勝ったサトノレーヴにアタマ差2着ならば、ここでは能力上位でしょう。川田騎乗で人気になりそうなのが困りますが……。それから、小倉の1200なら、ビッグアーサー産駒のカンチェンジュンガも馬場が渋って伸びて来そうです。この3頭が上位候補で、あとは、小倉1200で勝ち星のあるバースクライ、ヨシノイースターあたりが連候補でしょう。穴は、ほんとに出てくるのかどうか半信半疑ですが、初距離のサウンドビバーチェでしょうか。
ということで、今のところは
◎ナナオ 〇サーマルウインド ▲カンチェンジュンガ △エイシンスポッター でまとめておきます。
寝ぼけていて、以前の記事の末尾が残っていたので削除しました。失礼しました。本日もお読みいただきありがとうございました。
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