Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

12/ 9(土) 本日のねらい 中日新聞杯など

2023-12-09 | 予想

 師走開催も2週目に入って、いよいよ有馬記念が近づいてきた感じがします。その有馬まであと2週。明日は2歳牝馬のGⅠレースが控えています。前日の今日は中京のGⅢを当てて、勢いをつけたいところです。3場開催の予想はせわしないですが、まずは中日新聞杯を予想していきたいと思います。今朝のオッズより、枠人気とねらい馬を並べてみます(〇数字は単勝人気順)。

 12/ 9(土) 中京11R 中日新聞杯 GⅢ 芝2000 ハンデ 

 〇1番人気枠=4枠  ホウオウビスケッツ①  ヤマニンサルバム③

 〇2番人気枠=8枠  ピンハイ④       スパイダーゴールド⑤      

 〇3番人気枠=5枠  リューベック②     ユーキャンスマイル⑪  

 〇4番人気枠=7枠  カレンルシェレブル⑥         

 〇5番人気枠=6  キラーアビリティ⑦      

 〇6番人気枠=2枠  シュヴァリエローズ⑧     

 〇7番人気枠=1枠                

 〇8番人気枠=3枠  マイネルファンロン⑮

 中心は8枠15番のピンハイです。マイルや1800の方が走り慣れた感じはしますが、オークス4着(1着スターズオンアースと0.5秒差)の経歴があるので、距離2000も何とかしてくれるでしょう。4歳牝馬でハンデ54㌔はかなり有利だと思います。相手は当然、ホウオウビスケッツリューベックら人気どころですが、穴っぽいのは、調教がわりとよかったマイネルファンロンでしょうか。8歳で障害を走らされたりして、すでにもう頭打ちの印象が大ですが、振り返れば、去年のAJCC⑪人気2着があるので、人気薄でも嵌まれば怖いところのある馬だと思います。去年の勝ち馬キラーアビリティは、鞍上ムルザバエフが魅力ですが、斤量59㌔はかなり応えると見て、相手からは外します。

 


 今日はあと1つ。中山10Rのハンデ戦だけ貼りつけておきます。

 12/ 9(土) 中山10R アクアラインS 3勝クラス ダート1200 ハンデ 

 〇1番人気枠=4枠  オメガシンフォニー①  アシタバ④

 〇2番人気枠=2枠  ドンアミティエ②    レッドラマンシュ⑥    

 〇3番人気枠=6枠  グリュースゴッド③   スマートラプター⑦    

 〇4番人気枠=7枠  ホワイトガーベラ⑤     

 〇5番人気枠=5                  

 〇6番人気枠=8枠  ハーモニーマゼラン⑧        

 〇7番人気枠=3枠              ミレヴィーナス⑮

 〇8番人気枠=1枠  ビーオンザマーチ⑬

 

 両ハンデ戦でプラス計上して、明日のGⅠ戦へ気分よく臨めるかどうか。本日もお読みいただきありがとうございました。みなさんの好配当・高配当を祈ります。今日もがんばりましょう。

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12/ 8(金) 追い切り情報まとめ 阪神JFなど

2023-12-08 | 調教

 12月に入ってもう1週間。相変わらず寒暖の差が大きい日が続きます。昨日などは、時季外れの黄砂まで飛んだりして、季節感が狂ってしまいそうですが、今日は日曜の2歳GⅠ、阪神JFの調教情報を拾い集めてみます(Web上に情報を上げてくださっているみなさん、いつもお疲れさまです)。戦歴が少ないので、今回も予想は難しそうですが、5つを満点として、web上で評価の高かった馬を並べてみます。

 

 日曜 阪神11R 阪神ジュベナイルフィリーズ 2歳牝馬GⅠ 追い切り情報 まとめ 

 ★★★★★ 5.0   コラソンビート   

 ☆★★★★ 4.5   キャットファイト   ナナオ

  ★★★★ 4.0   アスコリピチェーノ  サフィラ  

  ☆★★★ 3.5   シカゴスティング

   ★★★ 3.0   スウィープフィート  ミライテーラー         

 

 人気になりそうだったボンドガールが怪我で回避してしまい、ちょっと残念ですが、その他で人気になりそうな馬たちはだいたい上位に名前が出てきている印象です。1番手のコラソンビートは前走GⅡ京王杯2歳Sを①人気でレコード勝ちですから、当然ここでも人気になりそうですが、輸送さえクリアしてくれれば、いい走りをしてくれそうな出来にあるようです(3勝馬が意外に走らないデータは心配ですが)。それから、アスコリピチェーノキャットファイトサフィラなどは順調に来ている感じです。おもしろそうなのが、ナナオです。これまで重馬場で好走してきているため、人気の盲点になりそうですが、良馬場でもけっこうやれそうな実力馬のような気がします。距離がマイルに伸びますが、どうなるでしょうか。あと、抽選組では、スウィープフィートミライテーラーの2頭が穴っぽい感じです。名前のなかったカルチャーデイルシフェルは、その次あたりでしょうか。

 参考までに、上に名前の出て来た8頭+2頭の追い切り時計を載せておきます。

コラソンビート    美浦W (稍重)66.4-50.9-36.9-11.4(馬なり)
  
*助手騎乗

・キャットファイト   美浦W (稍重)82.7-66.4-52.0-37.8-11.4(馬なり)
  *大野騎乗。2歳1勝(新潟2歳3着)・クリーンエア(馬なり)の内0.7秒追走・0.1秒先着

・ナナオ        栗東坂路(良) 52.2-37.4-24.3-12.1(一杯)
  *助手騎乗。2歳未出走・ラリッサ(強め)を0.2秒追走・0.5秒先着

・アスコリピチェーノ  栗東CW(良) 97.8-66.6-51.5-36.7-12.0(馬なり)
  *助手騎乗。3歳2勝・フェブランシェ(末強め)の内0.4秒追走・クビ先着

・サフィラ       栗東坂路(良) 54.9-39.8-25.3-12.3(馬なり)
  *助手騎乗。

・シカゴスティング   栗東坂路(良) 53.7-39.0-24.8-12.0(馬なり)
  *助手騎乗。

・スウィープフィート  栗東坂路(良) 55.2-40.5-25.2-12.0(馬なり)
  *助手騎乗。

・ミライテーラー    栗東坂路(良) 54.2-39.7-25.6-12.2(馬なり)
  *中井騎乗。

・カルチャーデイ    栗東坂路(良) 55.2-39.5-25.0-12.1(馬なり)
  *酒井騎乗。

・ルシフェル      栗東CW(良) 68.4-53.0-37.9-11.8(馬なり)
  *助手騎乗。opキラーアビリティ(一杯)の内1.5秒追走・同入

 


 あと、おまけで、土曜の中京11R中日新聞杯と日曜の中山11RカペラSの追い切り評価の一覧を追加しておきます。

 

 土曜 中京11R 中日新聞杯 GⅢハンデ 追い切り情報 まとめ 

  ☆★★★ 3.5    リューベック     ヤマニンサルバム

   ★★★ 3.0    マイネルファンロン  ジャンカズマ    スパイダーゴールド

              ピンハイ       ホウオウビスケッツ

   ☆★★ 2.5    カントル       ドルチェモア    ユニコーンライオン

 


 

 日曜 中山11R カペラS GⅢ 追い切り情報 まとめ 

 ★★★★★ 5.0    タガノクリステル   デュアリスト

  ★★★★ 4.0    リュウノユキナ

  ☆★★★ 3.5    チェイスザドリーム  メタマックス 

   ★★★ 3.0    スズカコテキタイ   テイエムトッキュウ   ラプタス   ピンシャン

 

 さて、どうなるでしょうか。週末が楽しみです。本日もお読みいただきありがとうございました。今日もがんばりましょう。

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12/ 6(水) 土曜・中日新聞杯の展望

2023-12-06 | 予想

 5)JRAのデータ分析を書き加えました。

 岸田さん、大ピンチですね。パーティー券の裏金問題は、安倍派の問題だと知らん顔ができても、統一教会幹部らと撮った写真は、大勢で撮った集合写真じゃないんですから、「同席者は承知していない」じゃ通りませんよね。競馬の「勝負勘」になど頼らずとも、これは「結末」が見えた感じがしますけれども……。

旧統一教会友好団体トップ同席「承知せず」岸田首相が重ねて示す | NHK政治マガジン

教団関係者が同席?「承知せず」繰り返す首相 党内からも疑問の声 [自民]:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 さて、今度の土曜の中京メインの中日新聞杯の方は、岸田さんのウソを見破るよりもはるかに難しいレースです。一昨年は⑧⑰⑩人気で決着して三連単200万超、去年も⑩人気が三連に絡んでけっこうな配当となるなど、ハンデ戦だけに一筋縄でいかないレースになっています。今日はこれを検討してみます。

中日新聞杯【2023年12月9日中京11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

中日新聞杯の過去10年データ、好走馬一覧(2023年12月9日中京11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 以下、12月に移設されてから6年間のレース結果より3着以内の馬の傾向をさぐってみます。

 

1)斤量(ハンデ) ※( )内は今回の該当馬

 ・57.5㌔     1頭

 ・57㌔       2頭

 ・56㌔       4頭(サトノエルドール シュヴァリエローズ スパイダーゴールド ホウオウビスケッツ

                マイネルファンロン)

 ・55㌔       4頭(※該当なし)

 54㌔       5頭(ジャンカズマ ピンハイ 

 ・53㌔       1

 ・52㌔       1頭

 斤量54㌔・56㌔あたりの中位ハンデの馬がねらいとなりそうです。今回トップハンデのキラーアビリティは、昨年勝っているだけに59㌔を背負うことになりそうですが、データ上はかなり苦戦しそうな感じです。

 

2)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順

 〇アンドロメダS  4頭 (※該当なし)

 〇府中牝馬S    2頭 (※該当なし

 〇オクトーバーS  2頭 ヤマニンサルバム④1着

 〇天皇賞・秋    2頭 (※該当なし

 上で該当馬が1頭なので、レース間隔で拾い上げてみると、一番多いのは中2週で、これはすべてアンドロメダS組です。次いで多いのが、中5週組と中7週組で、これで拾ってみると、以下の3頭が該当します。

 ◇中5週:ピンハイ(カシオペアS②2着)  シュヴァリエローズ(同左⑩6着)

 ◇中7週:ヤマニンサルバム(上記オクトーバーS)

 

3)性齢 ※頭数は延べ数

 〇3歳 4頭   〇4歳 9頭   〇5歳 3頭   〇6歳 1頭  〇7歳 1頭

/〇牝馬 4頭(4歳=3 5歳=1    〇騸馬 1頭(6歳)

 4歳馬が強く、牝馬が意外に?がんばる傾向があります。メンバー中唯一の牝馬で4歳のピンハイは、データ上、かなり後押しされる印象です。

 

4)血統

 父系はディープインパクトなどサンデー系キングカメハメハ(Mr.Prospector)系、母系はノーザンダンサー系がやや強く出ている印象です。この血脈のある馬を探ってみると、以下のとおりです。

 ・サトノエルドール:父ディープインパクト母父Fasliyev=ノーザンダンサーの孫

 ・シュヴァリエローズ:父ディープインパクト母父Sevres Rose=ノーザンダンサーの曾孫

 ・ハヤヤッコ:父キングカメハメハ母父クロフネ=ノーザンダンサーの玄孫

 ・ヤマニンサルバム:父イスラボニータ=サンデーの孫母父ホワイトマズル=ノーザンダンサーの曾孫

 

5)JRAのデータ分析

 JRAのHPで強調されている点は以下のとおりです。データ分析:中日新聞杯 今週の注目レース JRA

 ①前走6着以下の好走率が高い。

 ②3・4歳馬が優勢。牝馬に注目。

 ③下位人気馬の軽視禁物:過去6年で⑥人気以下の3着以内率8/18=44.4%

 4歳牝馬のピンハイと4歳牡馬のリューベックにはちょっと注目です。

 

6宮田式バイオリズム

 最後に、宮田式バイオリズムがの馬を挙げておきます。

 ・ホウオウビスケッツ   2・1・0・2

 ・ピンハイ        2・2・0・5

 ・マイネルファンロン   5・5・3・28

 ・ヤマニンサルバム    5・4・4・6

 ・リューベック      3・1・1・3

 ・ワンダフルタウン    3・1・1・9

 

 血統に名前が挙がりませんでしたが、ピンハイはサンデーサイレンスの3×4にしてノーザンダンサーの5×5ですから、母父にノーザンダンサーの血脈がないことはないので、これはデータ上、同馬にぴったり符合するレースです。当日人気にならないことを祈りますが(①②人気ということもないでしょうから)、今のところ三連のはこの馬でよいと思います。相手の〇は、中山記念で⑨人気6着とまずまず頑張ったリューベック、以下△は、皐月賞(⑦人気17着)・ダービー(⑯人気6着)とクラシック路線を進んだ3歳のホウオウビスケッツ、ステイゴールド産駒の穴馬マイネルファンロン、鳴尾記念⑬人気4着のワンダフルタウン、中京が得意のシュヴァリエローズなど、大荒れを期待して人気薄の馬たちに着目しています。あとマークすべきは、ヤマニンサルバムとユーキャンスマイルあたりでしょうか。ハンデの重い59㌔のキラーアビリティと58.5㌔のハヤヤッコは切ってもよいと思っています。

 ということで、今年も波乱を見込んで、馬券的にちょっと期待しているレースです。翌日のGⅠの資金稼ぎとなるかどうか。明日は、所用で1日お休みにして、金曜に阪神JFの追い切り情報をまとめてみるつもりです。本日もお読みいただきありがとうございました。今日も一日無事に終わりますように。

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12/ 5(火) カペラSの展望

2023-12-05 | 予想

 阪神JFの行われる日曜は、中山でGⅢカペラSがあります。例年の傾向は、堅いような堅くないような、ヒモ荒れ警戒……みたいなレースですが、今年もこれまでダート1200で好走してきた「堅い」メンバーが目立ちます。一角崩しくらいはあるのかどうか、過去10年の3着以内馬の傾向を見ながら、検討していきたいと思います。

カペラステークス【2023年12月10日中山11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

カペラステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2023年12月10日中山11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 まず、近走の主要馬の時計から見てみます(〇数字は人気順)。

 *リュウノユキナは去年のこのレースのものを掲載

1)持ち時計

牡8リュウノユキナ     22/12/11中山 56 良 カペラS  ①2着   1分09秒6 36.8

牡5テイエムトッキュウ   23/04/09中山 57 良 京葉S   ②1着   1分10秒0 36.6

牡5ハコダテブショウ    23/01/15中山 58 良 ジャニュアS①3着   1分10秒2 36.7

牝5アイスリアン      23/09/16中山 56 良 初風S   ③1着   1分10秒7 36.4

牡4スズカコテキタイ    23/04/09中山 58 良 京葉S   ①11着 1分11秒1 36.6

牝4チェイスザドリーム   23/10/07京都 56 良 藤森S   ④4着   1分11秒7 36.7 

牡3メタマックス      23/07/15中京 55 良 1勝ク   ③1着   1分11秒7 36.1

                               ※新潟競馬での時計は除外しました

2)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順

 〇JBCスプリント  7頭 (リュウノユキナ3着 ラプタス5着

 〇オータムリーフS  6 (ジレトール②3着

 〇室町S       3頭 (アイスリアン⑫1着 デュアリスト⑦3着 テイエムトッキュウ④5着    

                 アティード⑯7着 チェイスザドリーム⑤8着 オメガレインボー③12着

                 アームズレイン①15着

 〇武蔵野S      3頭 (ベルダーイメル⑨6着)

 〇霜月S       3頭 (ピンシャン⑭11着 テイエムアトム⑨14着)

 〇オーバルスプリント 2頭 (オーロラテソーロ3着)

 

3)性齢 ※頭数は延べ数

 〇3歳 3頭   〇4歳 7頭   〇5歳 9頭   〇6歳 6頭   〇7歳 2頭  〇8歳以上 3頭

/◇牝馬 1頭   ◇騸馬 2頭

 5歳が最も頻度が高いのですが、他のレースと比べ、8歳以上が活躍するのが特徴と思えます(8歳1頭、9歳2頭)。リピーターの多いレースでもあり、連覇をねらうリュウノユキナには心強いデータです。

 

3)血統

 ここ3年は父ミスプロ系が強い印象です。母系がノーザンダンサー系なら、なおよしという感じもしますが。該当する馬を拾い上げると、以下のとおりです。

 父ミスタープロスペクター系  

 ・アティード:父サウスヴィグラス(ミスプロの曾孫)/母父ノーザンダンサー系

 ・オメガレインボー:父アイルハヴァアナザー(ミスプロの玄孫)/母父サンデー系)

 オールアットワンス:父マクフィ(ミスプロの玄孫)/母父ディープインパクト)

 ・カイザーメランジェ:父サクラオリオン(ミスプロの曾孫)/母父サンデー系)

 ・シンシティ:父サウスヴィグラス(ミスプロの曾孫)/母父サンデー系)

 ・ジレトール:父ロードカナロア(ミスプロの曾孫)/母父サンデー系)

 チェイスザドリーム:父ロードカナロア(ミスプロの曾孫)/母父ミスプロ系)*ミスプロ4×5×4

 ・テイエムトッキュウ:父ロードカナロア(ミスプロの曾孫)/母父サクラバクシンオー)

 ・ピンシャン:父Speightstown(ミスプロの孫)/母父ミスプロ系)*ミスプロ3×5×5

 ・リュウノユキナ父ヴァーミリアン(ミスプロの曾孫母父ノーザンダンサー系

 

4)JRAホームページのデータ分析

 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。

データ分析:カペラステークス 今週の注目レース JRA

 ①地方転戦馬:JBCスプリントとオーバルスプリント組

 ②前走opならば5着以内

 ③同年のopで勝利した実績

 ④前走③人気以内

 

5)宮田式バイオリズム

 最後に、宮田式バイオリズムがの馬を挙げておきます。

 ・アイスリアン      5・3・3・12

 ・テイエムアトム     4・3・7・9

 ・テイエムトッキュウ   5・2・0・8

 

 連軸で堅そうなのは昨年勝ったリュウノユキナでしょうが、8歳だけに勝つまではどうかという疑念があります。テイエムトッキュウも、前走5ヶ月ぶりの室町Sで先行してゴール前で差されはしましたが、④人気5着は久々を考えれば上出来で、今回は叩いた上積みが見込めますから、有力な一頭と評価できますが、内枠を引けないとゴール寸前で後方勢に差し込まれる危険性はあると思います。まあ無難な選択をするならこの2頭のどちらかでしょうが、ここはその他の馬からねらいを絞りたいところです。今気になっている馬は3頭いますが、中でも、テイエムトッキュウが勝った4月の京葉Sで①人気に支持されて11着と大負けしたスズカコテキタイの復活に一番期待しています。実際、一つ前のop千葉Sではテイエムトッキュウを同斤量で差し切っていますので、同じ舞台で逆転劇を再現する可能性はあると思います。人気が下がるようならチャンス到来と見ます。あとは、差し脚の鋭い2頭、アティードデュアリストです。特にデュアリストは前走59㌔だった斤量が今回は57㌔ですから、前回と同じ差し脚を使えるとすれば、突き抜けるかもしれません。雨が少なくて馬場がかなり乾いていますので、逃げ馬よりは差し馬の方をねらってみるのがおもしろいと考えています。

 ということで、今日はこんなところで。明日は中日新聞杯を検討してみようと思います。本日もお読みいただきありがとうございました。今日も一日がんばっていきましょう。

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12/ 4(月) 阪神JFの展望

2023-12-04 | 予想

 いやぁ、レモンポップ、強かったですねぇ。距離不安説を覆す逃げ切り完勝でした。中心視したテーオーケインズもよく頑張って、馬券も獲れそうかと思った瞬間に人気薄のウィルソンテソーロに差されてしまって……がっくりでした。この馬、レース直前では⑬人気だったのですが(結果的には⑫人気)、9Rで⑪人気の馬が来ていて、⑨⑪⑬⑮人気の筋は穴馬として買っておいてしかるべきところだったんですが(詳しくは、下の「わたり理論」を参照してください)、⑨人気のドゥラエレーデは買ったものの、⑪人気のメイクアリープの方をとって、⑬人気だったこの馬は切ってしまったんですよねぇ。「機械的」に買わなかった “天罰” でしょうか。軸馬が外れてるんで、そもそも「不正解」でしたが、それにしても大きな配当でした。またがんばります。

「わたり理論」 補足と振り返り - Winning Ticket for All Vol.2 (goo.ne.jp)

 今日は日曜の阪神ジュベナイルフィリーズを検討してみます。去年は①人気のリバティアイランドが破格の強さでしたが、だいたい隔年で①人気馬が馬券外に敗れていて、今年は①人気が来ない年に当たるので、昨日のような大万馬券まではどうかと思いますが、とても本命決着とはいかないと見立てています。

阪神ジュベナイルF【2023年12月10日阪神11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年データ、好走馬一覧(2023年12月10日阪神11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 26頭も登録していて多数除外が出そうですが、順を追って、まず主要馬の持ち時計を見てみます。

1)持ち時計

 過去10年はこの時期らしくすべて良馬場で施行されていて、勝ち時計の平均は1分33秒79、上がり脚の平均は34.52です。目安としてマイル時計が1分33秒台、上がり脚が34.0前後であれば「有資格者」ということになります。新馬勝ちで臨んでくるような馬もいて、戦歴が浅く、実力の程は未知数ですが、以下にマイル時計上位の馬たちを並べてみます(〇数字は人気順)。

 ・キャットファイト    23/09/09中山  アスター賞 ④1着 1分33秒1 33.7

 ・アスコリピチェーノ   23/08/27新潟 良 新潟2歳S ①1着 1分33秒8 33.3

 ・ボンドガール      23/10/07東京 良 サウジRC ①2着 1分33秒7 34.1 

 ・ステレンボッシュ    23/11/19東京 良 赤松賞   ①1着 1分33秒8 33.6

 ・サフィラ        23/10/28東京 良 アルテミS ②2着 1分33秒9 33.4 

 ・タガノエルピーダ    23/10/14京都 良 新馬    ②1着 1分34秒3 33.5

 ・コラソンビート     23/06/25東京 良 未勝利   ①1着 1分34秒6 35.9

 ・ビーグラッド      23/09/10阪神 良 新馬    ①1着 1分34秒8 33.6    


 マイル以外の他距離組について、1400mでは、

 カルチャーデイ 1分20秒4(34.2)、コラソンビート 1分20秒6(33.2)ドナベティとシカゴスティング 1分20秒5(33.9)、ナナオ 重1分23秒2(33.8)あたり、

 1800mでは、

 メイショウゴーフル 1分46秒1(35.3)、ルシフェル 1分47秒9(34.0)あたりでしょうか。 

 過去2年の3着以内馬の前走の時計も比較のために並べてみます(頭のは着順です)。

<22年>

 1⃣①リバティアイランド  22/10/29東京 良 アルテミS ①2着 1分33秒9 33.3

 2⃣⑫シンリョクカ     22/10/10阪神  新馬    ④1着 1分36秒6 33.4

 3⃣⑩ドゥアイズ      22/09/03札幌 良 札幌2歳S ⑥2着 1分50秒1 36.0

<21年>

 1⃣③サークルオブライフ  21/10/30東京 良 アルテミS ⑦1着 1分34秒0 33.5

 2⃣⑧ラヴリイユアアイズ  21/11/06東京 良 京王杯2S ③3着 1分21秒6 33.9

 3⃣④ウォーターナビレラ  21/11/06阪神 良 ファンタS ②1着 1分21秒1 34.7

 

 リバティアイランドの時計からすると、前走アルテミスS②2着のサフィラは「圏内」にいる一頭と見ていいと思います。赤松賞を勝ったステレンボッシュも時計的に同レベルでしょう。それから新潟2歳Sを①人気で勝ったアスコリピチェーノは上がり脚が魅力ですが、新潟の時計なので少し割引が必要です。むしろ、馬場が早かった9月の中山とはいえ、稍重で33秒台の時計を出したキャットファイトの方が要注意だと思います。あとは、牡馬に混ざってサウジアラビアRCで健闘したボンドガールでしょう。だいたいマイル組ではこのあたりが主力級と思われます。

 他距離では、上で  下線を引いたコラソンビートと、全体時計はともかく33.2の上がり脚で新馬勝ちしたアトリウムチャペルが「穴的」存在に見えます。

 

2)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順

 〇アルテミスS   11頭 (サフィラ②2着

 〇ファンタジーS 4 (カルチャーデイ⑮1着 ドナベティ⑨2着 シカゴスティング⑫3着 クイックバイオ④7着

 〇サフラン賞   3頭 (スプリングノヴァ⑤1着

 〇札幌2歳S   2頭 (※該当なし)

 〇京王杯2歳S  2頭 (コラソンビート①1着)

 〇アイビーS   2頭 (※該当なし)

 

3)血統

 ここはサンデー系、キンカメ系などが入り乱れて、特定するのが難しい印象ですが、最後に底力を発揮するノーザンダンサー系の馬だけ拾っておくことにします。

〇父ノーザンダンサー系

アトリウムチャペル(父ドレフォン)

キャットファイト(父ディスクリートキャット)

クイックバイオ(父ブリックスアンドモルタル)

シカゴスティング(父ロゴタイプ)

〇母父ノーザンダンサー系

アスコリピチェーノ(母父Danehill Dancer)

サフィラ(母父Lomitas

テリオスルル(母父Medaglia d’Oro

ブルーアイドガール(母父Bluegrass Cat

ラヴァンダ(母父ベーカバド

・ルシフェル(母父Exchange Rate)

 

4)JRAホームページのデータ分析

 JRAのホームページのデータ分析で強調されているポイントは以下のとおりです。

 ①前走3着以内

 ②前走の着差:2着馬に0.2秒以上差、1着馬との差0.1秒以内

 ③キャリア2、3戦

 ④3勝馬は過信禁物

 ⑤アルテミスSの2着以内馬かファンタジーSの1着馬が有力

データ分析:阪神ジュベナイルフィリーズ 今週の注目レース JRA

 

 混戦ですが、前走アルテミスS組が好成績を収めている過去データからは、サフィラを中心視するのが一番妥当ですが、1着のチェルヴィニアには力負けでしたから、前走重賞で上位のボンドガールコラソンビートの方が実力的には一枚上と評価する方が適切に思います。ただ、アスコリピチェーノを加えた4頭は、人気になるのは確実ですので、次位人気の馬から軸馬を選びたいところです。となると、前走稍重の中山・アスター賞でレコード勝ちしたキャットファイトの末脚が魅力です。関西遠征や多頭数競馬などクリアすべき課題はありますが、6月の新馬戦では完敗したボンドガールやコラソンビートに、今度は肉薄ないし逆転する可能性はあると思います。その他、出走がかなえば、新馬勝ちで臨むことになるアトリウムチャペルとタガノエルピーダの二頭にも注意しておこうと思っています。いずれにしても、実力上位馬に紛れがあれば、ここも昨日に続いて三連が波乱になるかも知れません。

 本日もお読みいただきありがとうございました。イクイノックスが引退発表した途端にGⅠ戦が荒れ始めましたので、今週も慎重に検討していこうと思います。今朝も晴天です。一日がんばっていきましょう。

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