私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

3月の芽生え (大震災Ⅴ)

2011年03月27日 | 野菜つくり

 今朝も薄氷が張る朝を迎えました。私の起床は4時半から5時と言ったいったところですが、今朝は5時「あっ、遅い!」といった感じでした。東の空はほんのりと明け始めていました。雲一つない晴天で、日中は雲が出たり、風の強い日もありますが良い天気が続いています。しかし 今度の災害で被災された人たちのことを思うと、この好天を素直に喜べない重苦しい気分にふさがれています。

 今朝は、その気分を吹っ飛ばそうと、カメラを持って”畑の若い野菜”を撮ってきました。最近、日を選んで畑に蒔いたものです。昨年までは”春野菜はこんなに力を入れなかった”思いでした。が今年は”前向きの心境の変化”が起きて・・・、
 今年は寒い感じもあって、ビニールトンネルをしましたから、折々に中を覗いて日ごとに、目に見えて成長するさまが、自分ながら驚ろいていました。それを”災害の復興”と重ねあわしせて、取り上げる気になりました。私の一人”よがり”かな?・・・

 確かに、一番早く蒔いた大根には「黒マルチ」を敷きました。遅かったホウレンソウなど葉菜類には、ビニールトンネルをして、肥料は発芽した幼根を傷めないように施して、特に灌水は、初めに発芽まで充分水分があるように”たっぷり”やり、以後過保護にならないよう、暖かい日を選んで2回ほど灌水しています。
 その効果が、この野菜には出ている思いで取り上げる気になりました。
 

          
          大根です。元気な色をしていると思います。

          
 ホウレンソウで、そろって綺麗に発芽しました。のびのびと育っている感じです。過去には成長途中から変になる失敗もあって、気を緩めづ配慮が必要と考えています。

          
   小松菜・青梗菜・かき菜など3種類がまいてあります。ちょっと多めに蒔いてありますから間引きします。

           
 6月に収穫予定のキャベツの苗です。本葉2~3枚で一回移植します。今年は苗から初めて作りました。

 やはり東北地方の災害のことは頭から離れることはありせん。最近の報道は復興に向けての前向きなものが多くなってきましたが、「涙がこみ上げる映像」に”世の無常”を感じます。反面”良かった”と思いであついものがこみあげてきて、被災者の人の前向きな姿に”頭が下がる”思いをしています。
 毎年繰り返してきましたが、今の畑の野菜を見て”適時、最適な支援があれば”日に日に育つ作物と、復興を重ね合わせてしまいました。

 重ね合わせるものがあまりのも小さすぎるかもしれません。それほど今回の災害は甚大です。特に原発事故は終局に向かうには、まだまだ予断を許さない状況のようで新たな問題が起こっているようです。汚染・避難移住の問題です。が、すべて力を合わせてこり越えなければなりません。

 昨日テレビを見て、私なりに不審の思った報道・発言が2点ありました。
 「津波は天災だけれど、原発事故は人災だー」元地域のリーダー 「地域の皆さんは、混乱してみえるでしょうねー」司会者の問いかけ・・・私は今の時期”不安をあおる”感じがします。(とっさの記・憶認識で・・・・)


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