私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

東北・関東大震災 (4)

2011年03月22日 | 随想

 今日22日で大震災11日目を迎えました。お彼岸の21日は一日小雨で、畑には大変良い雨でしたが被災された人の事を考えると素直に喜べない思いでした。
 一転今朝から快晴に恵まれましたが、私達二人は身体が”どんより”して横になる事が多くなっています。原因は、本当に久しぶりの観光バスの旅行で疲れたのが原因のようです。

 具体的に昨年秋ごろから決まっていた「親鸞聖人七百五十回忌法要」が今回の大災害が起きて「被災者支援のつどい」に代って、開催されそれに参加しました。

          
           御影堂門             

          
          御影堂内

 
 このお彼岸の3連休中も頭から離れなかったことの一つは福島原発事故のことです。どうも今回の災害は『想定以上の地震(マグネチュード9.0)想定以上の大津波(14㍍)が来たこと!』が未曾有の被害をもたらしたようです。
 見方、言い方を変えると、私達には、初めて体験する災害であり、地震・大津波の被害は復興させねばならないし、原発事故は収束しなければなりません。
 ここは、国の力と英知を集めて、国民はそれぞれの立場で協力して、後世に技術と教訓を残したいと思います。

 ただし、原発事故については私たちは、ただ”祈る”だけしかありません。報道から、当事者の方々の決死の努力はヒシヒシと伝わってきます。私達素人にも効率的な放水、外部電源導入の設定など明るい面も感じますが、すごい不安もあります。
 
         

          

 地震・津波報道も最近変わってきました。事態は進展しているはずだから当然だと思います。
 昨夜のテレビで感動した事を・・・   
  5日前にその小学校は「地震が来た時の避難訓練」をしていたそうです。11日地震が来たとき訓練どおり、町指定の避難所(鉄筋二階建て)に子供全員が避難したそうです。ところがリーダーの先生の判断で避難所を出て、山の高い方え逃げたそうです。後のテレビの取材で近所の老人が「5分遅かったら津波にのまれていた」と話していました。「その映像が残っています」と放映されました。
 小学校低学年に見えた、「子供たち20~30人が、列を組んで一生懸命走っている」後姿で、目に焼き付いています。
 この子たちが、助かって本当よかった!リーダーの先生に万雷の拍手を送りたい・・・です。

 反面、頭をかしげるテレビの段組みもありました。「いま しなければならないことはなんですかー」の問いにー「外食をして景気を良くすることー」と答えていたゲスト出演者が・・・ありました。私には???
(上記は、とっさのの記憶と印象で書きましたから正確でないところがあると思います)

 災害非常時のリーダーの判断は明暗を分けます。子供を救ったリーダーの先生に心から敬意を表したいです。こんな歳でもそんな人でありたい、そんな判断ができる人に育ちたいとと思います。
 しかし 今の立場では
義援金を出して・・・買いだめをしない普通の生活をします。郵便局には女房が行きましたが、初めての心配があったようでしたが帰ってきた顔はよかったです。


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