私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

 マルバルコウソウ (帰化植物)

2013年09月30日 | 風景

 この頃めっきり涼しくなりました。昼間は、まだ30℃近い暑い日もあり、鍬などを使う仕事をすると、汗をかきますが、持っていつたお茶を飲み忘れるようになりました。

 夕方暗くなり始めると、盛んに”虫の音”を聞きますが、ほとんどが「こうろぎ」の鳴き声です。子供の頃は、スズムシやクツワムシが盛んに鳴いていたことが懐かしく思い出されます。確かに現代は農薬を沢山使いますから、やもう得ないかもしれません。
 
 私の所は、水田は極く僅かで圧倒的に畑地が多い(木曽川の沖積土)ところで、元は広大な畑地が広がっていました。しかし現在は、区画整理されていますが、耕作放棄地が点々以上に各所にあり、かつ宅地化が進んでいます。専業農家というには、疑問に思える少数の高齢者の野菜作りと、私のような自家菜園つくりと、無料で畑を借りての菜園作りが混在している環境と言えます。

 さて、最近スズメ蜂の巣を見つけて写真を撮って歩いている時、畑の筋向えに”小さな花で赤く染まった”耕作放棄地が目に留まりました。ここは畑に最も近い処、畑に行けば必ず眼に入る処です。
 一夜にしてこんな花盛りになつた訳ではなく、数週間前から、これに近い環境になつており、4~5日前にはこれに近い状態になっていたと思われますが、正確には、4日前の27日16時14分に”美しい!”と感じてカメラにおさめたものです。どうも”ものもしくは美を意識するのは、心に余裕がある時でないと”いけないようです。
 

 この畑は、20年来耕作放棄地でした。夏には腰まで雑草が茂っていました。4年ほど前その枯草に”火をつけられる”事件がありました。それから、近所に迷惑をかけないよう丹念に草刈りをして見えました。しかし雑草の余りにも旺盛なのに手をやき、除草剤を使われたようで、雑草の種類・状態が変わってきたようで、それを私は感じていました。しかし去年の今頃はこんな状態で無く、花も点々とあった思います。

         

         
  写真を撮ってから、この花の名にたどり着くのが苦手で、得手な知り合いに頼みましたら一日で返事がきました。「中村さんありがとうございました」こうして投稿することができました。

 マルバルコウソウ(和名縷紅草)と云うそうでヒルガオ科に属します。熱帯(南)アメリカ原産で、江戸時代に持ち込まれた帰化植物です。秋の原野に、つる性で雑草にからみつき咲く草花で、旺盛な繁殖力があるようです。原野ではないですが、畑一枚が マルバルコウソウの赤で染まった状態は、珍しく少ないと景色と感じています。


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