シアワセ、時々、フシアワセ

人生の折り返しをとうに過ぎた
ワタシの喜怒哀楽

またね!

2023-03-28 | 日記

 

 

川沿いと道路に沿って約2キロ、1500本もの桜が咲き誇る桜並木は

さくら名所百選にも選ばれている桜の町

昨日の時点で5分咲き~8分咲き、満開になったらとても見応えがある場所です

隣町にも約2キロ、1,000本の桜、そのうちの120本が御衣黄(ぎょいこう)、淡い緑色の桜です

御衣黄は染井吉野の開花から2週間程度遅れて開花し

例年4月下旬頃見ごろをむかえる為、この周辺ではお花見を2度楽しむことができる

中国地方屈指の桜スポットでもあります

ウエザーニュースよりお借りしました

 

週の始まり月曜日、朝の渋滞に巻き込まれない6時出発

濃霧で前が見えないじゃん( ̄。 ̄;)

こんな日は良い天気になるんですょ。快晴になる。。ハズ。。。

高い山に上がったら雲海が広がってるでしょうね♪

 

知人のお宅に寄って、親戚の家2ヶ所

気が向いたら… 

お彼岸に行けてない父の墓参りに行こうとお線香を持っていきました←花とおはぎは途中で購入

知人宅に着いたのが9時、次は父の実家へ向かいます

去年末、父の弟である叔父の奥さん、伯母が旅立ってた事を知り訪ねておきたかったんです

亡くなったのは知る前の年だそうで、コロナもあり、自分の耳までは中々届かずじまい

父の妹である叔母とは電話で話す事があったのに、知らされなかったから遠慮してました(-_-;)

長男だった父が婿養子に行ったので、年子の叔父が実家を守っています

叔父には息子と娘がいて、息子(私の6歳位年下の従兄弟)は歩き始めた頃に座卓から畳に転落し

頭の打所が悪く生死を彷徨い、始まったばかりの人生が変わりました

ワタシが小学校低学年の頃のお盆

帰省した時に叔父の家で退院した従兄弟に会いました(当時1歳~2歳でしょう)

元気でニコニコと無邪気にしてた、でも、

頭には頭蓋骨を外した1周に及ぶ頭部に大きな手術痕があったのを覚えています

その頭のケガで後遺症が残り

成長するに伴い、通いで施設に行く、15歳頃からはずっと施設暮らし

盆と正月には家に戻っていた彼も、諸事情から帰れなくなり、今はもう50歳が近い

寝たきりで母親の旅立ちを理解出来る様な状態ではないと言う

叔父の事もですが、彼を残して行く事、伯母は心残りだったろうと察します

 

多数の方が医療用ヘッドギヤを付けている人を見たことがあると思いますが

理由としては

1. 自立歩行に挑戦しているが転倒する危険性のある人

2. 通常は歩行や運動に問題はないが、突然卒倒する可能性のある人

3. 自分で自分の頭部を痛めてしまう人

だそうです(一部転記しました)

 

彼が小学生の年の頃、父の実家でヘッドギヤをつけている従兄弟に会いました

何かでスイッチが入ると、頭部を壁や物に打付ける、周りの大人達が止める

突然の事は驚きでしかなく、忘れられない印象深い出来事

自分の子に、自分の孫に、目の前の他人の子供にも、避けられるのであれば避けてやりたい

口うるさくても仕方が無い( ̄。 ̄;)だって

あんな事でこんな事にまでなる事、従兄弟である彼からワタシは学んだので…

 

彼は【3.自分で自分の頭部を痛めてしまう人】に該当(一部転記しました)

いわゆる自傷行為、原因になる脳障がい系の病気は様々ありますが

一番大変なのはこのタイプの人で、ガンガン壁に頭を打ちつけたりします

そばに介助の人が付いていたとしても、手が付けられない場合が多いのです

ヘッドギアをしても自分で取ってしまう人も少なくなく

本人も周りの人も辛い症状との戦いになる

格好の悪いヘッドギアを着用し、いかにも障がいがある、という印象を受ける人がいますが

障害のある人は、転倒卒倒自傷などの為にやむを得ず医療用ヘッドギアを着用しています

みんなが理解し温かい目で見守ってくれる・・・そんな世の中になれば・・・ね

 

話を戻しますね

上と一回りも年が離れ産まれた妹は、家族親戚、みんなから可愛がられて大切に育てられた

明るくて愛くるしい兄思いの従姉妹です

叔父は

伯母の病気発覚後に同居した娘夫婦と3人の孫娘達(上がこの春中学生)と一緒に暮らしています

従姉妹の機転で、早い段階で治療を始めた認知症は、4~5年前に会った時と変わっていない

何年かぶりに会うワタシには、歳相応の老いとしか感じられなかったです

(父を頭に、叔父、チャキチャキの叔母、美人の叔母、めちゃ若い夫と再婚してる叔母w 5兄妹)

叔父が言うんですょ

『ごめんょ。兄貴があんな父親で苦労したろぅ。としさん(母の事)も本当に可哀想だった』

母に祖母(父の母)が言ってたのも思い出す「あんな子に育ててごめんょ。苦労かけるね」と

叔父が悪い訳じゃないのにね、兄にも同じ事を言ったらしい

同じ親から生まれても、こうも違うのか・・・と思うほど中身が違う

叔父は誠実で思いやりある優しい人

父は威張ってたし、父が出たから跡継ぎとなり、伯母だって大変だったと思う

母の葬儀に敷居が高かろうと、一緒に参列しようと、誘ってくれた叔父に父は断った

だからワタシも言う

父のせいで、ごめんなさい

叔父が見せる、ふとした表情の中に、少しだけ父を見つけてしまい

《おとん死んでもう触れんから、叔父さん、ちょっと触らして~!》

叔父の肩やら背中やらをさすりまわして、なんでか・・・泣けた

伯母がいない事にやっと慣れたし、娘がよくしてくれると叔父が笑う

親孝行できなかった自分にとっては羨ましい感情さえわく

またねー!と、叔父の姿を目に焼き付けて、父と重ねてしまうワタシでした

叔父と又、またね!ができたらいいなと思います

 

で、今度はワタシの生家の祖母の実家へ

(私世代のM姉ちゃん)に先立たれ、1人暮らしになった93歳のおばさんの様子を見に寄りました

何度も同じ事を話す会話を何度も初めて聞くように対応して… 小一時間滞在

県外にいる息子さんは無関心だとも言うけど、本当にそうなんだろうか

電話番号が思い出せないと言うから、自宅電話からスマホに掛け、電話番号Get!

電力とかのハガキ持って来て、ここに書いてない?見てと言うんですが

電話番号って、きっと、忘れるんですよね

もう~相変わらず心配と不安しかない、どうしてあげたらいいんだろうか

見送ってくれるおばさんに、またねー!と手を振って別れたけれど

後ろ髪を引かれる思いでした(´。`)

 

さぁどうするかなぁ

父の墓参りに行くと往復2時間半から3時間、余分に時間がかかりますが

今回は叔父と会ったのもあり、父に文句言いに行ってこ~!って気分になって

やっぱり行く事にしました( ̄。 ̄;)お父ちゃん、叔父さんにも謝りんさいょって言いたかった!

日本海側は中国から飛んでくる黄砂なんでしょうね

すごかったですょ~

いつもなら見える、中国地方最高峰の大山が全く見えないほど、ガスってる

 

あーだこーだと父に文句言ってw、ここに眠られてる皆さまにご挨拶をして

さぁ、帰りましょう。。。

 

うちの子だれか連れて来てたら良かったのだけど、ワタシ1人で行ってた

帰りに立ち寄った桜並木

1人で歩くこと自体まれなので、足元と手が淋しかった。゚(゚´Д`゚)゚。

またね!と言う。また会えるうちがシアワセなんよ

そんな事を思う1日でした

 

17時前には犬達が待つ自宅に帰宅~

うまいこと通勤渋滞をかわしてノンストレス(^_^)v

濃霧の後は快晴・・・のハズが花曇り(笑´∀`) にわか雨にまであったょ~

今日もありがとうございました

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