実写はねえ・・・

　今日は映画『アマ/ルフィ　女神/の報酬』を観てきました。どうやら映画館の近くで選挙の演説をしていたようで、人ごみのおかげで待ち合わせに苦労しました。
　映画が始まる前の予告で知ったのですがなんと「クレヨンしんちゃん」の劇場版だった『嵐を/呼ぶアッ/パレ！戦国/大作戦』がクサナギ主演で実写になるんですね。あの映画は凄く完成度が高いんですけど、ラストの衝撃的すぎていつも泣きそうになります。果たして実写であの完成度を超えられるのか、かなり不安がありますが公開されたら評価によっては見ても良いかもと思っています（一緒に行ったツレはもとのアニメ版を観たことが無いというので、帰りにレンタルすることを強く勧めておきました）。
　
　というわけで以下は少しですが『アマ/ルフィ　女/神の報/酬』の感想です。

　かなりオーソドックスな映画ですが、丁寧に作ってあるので期待していたよりもずっと面白かったですし、ミステリーとしても良くできていたと思います。織田裕二をみてカッコイイと思ったのはもしかして初めてかも、というくらいハードボイルドな役でした（とはいえ予想外の特別出演をしていた福山雅治の方が私の好みではあるのですがｗ）。
　確かに全編イタリアロケというだけあってイタリアの風景も綺麗でしたし、これと『紅の豚』をみたら確実にイタリアに行きたくなること請け合いですよ。
　個人的には「襲撃者がタキシード」とか「ラストシーンが空港」とかいう正当派な小道具がたまらなく好きです。
　
　設定的には十分続編ができる映画なのでもしかしたらヒロインを代えて次があるかもしれません。その時はゲスト松雪泰子、舞台はアムステルダム。もしくはゲスト山口智子、舞台はLAが希望です。