日時:4月1日
映画館:バルト11
パンフレット:B5横版変形700円。
主演のライアン・ゴズリングにオサレ系なタイトルと、意識していないと見逃してしまいそうな映画だが、前評判が高く、新作フィルム・ノワールとなれば、観ないわけにはいかない。
主人公はロスで逃し屋の裏家業をやっているプロのドライバー。オープニング、彼の手際の良い仕事が緊迫感あふれる音楽とともに描かれる。その後、タイトルがシンセな曲に黒い背景、ピンクの手書き文字。うぉー、懐かしいこのセンス!!30年前、1980年代に限りなく見たぞ。
表の顔、スタントドライバーと自動車整備工としてストイックな生活を送るドライバーの前に子連れの若い人妻が現れ、束の間、親しくなる。
この運命の女が、ロリ顔てワタシ好みのキャリー・マリガン。(よく考えたら、旦那は服役中、親しくなるのはヤバいドライバーなのだから、彼女は典型的なダメンズ・ウォーカー。「17歳の肖像」でも「ウォール・ストリート」でもハズレな男にひっかかっていたね。(笑))
やがて、旦那が出所してくるが、彼はヤバい仕事に巻き込まれそうになっている。ドライバーは彼女と息子のために一肌脱ごうと情にほだされたことから、どんどん抜き差しならない状況に追いやられていく。
「惚れた女の幸せのために」の想いが裏目に出てしまうあたり典型的な展開なのだが、のっぺり顔のドライバーにどんどん感情移入してしまう。
事件が進むに従い、暴力はエスカレート。事件の真相が分かるころにはドライバーの周りは死体の山になっている。やがて、最後の決着をつける羽目に・・・
中盤以降の、静かだが過激な暴力を交えた畳みかけるような展開は観ていて気持ちがいい。伏線も効いているし、無駄な描写も一切なし。
観終わった後、主人公に影響されて無口になってしまうような映画、久しぶりだ。後で話の展開を思い出すと、切なさも倍増なんだな。
よく考えてみると、そんな斬新なところがある訳ではない。昔はこんな映画ばっかり観ていたような気がする。それがこれだけ高い評価を受けるということは、それだけ、今、世の中にこんな映画が足りていないという証拠だろう。
映画館:バルト11
パンフレット:B5横版変形700円。
主演のライアン・ゴズリングにオサレ系なタイトルと、意識していないと見逃してしまいそうな映画だが、前評判が高く、新作フィルム・ノワールとなれば、観ないわけにはいかない。
主人公はロスで逃し屋の裏家業をやっているプロのドライバー。オープニング、彼の手際の良い仕事が緊迫感あふれる音楽とともに描かれる。その後、タイトルがシンセな曲に黒い背景、ピンクの手書き文字。うぉー、懐かしいこのセンス!!30年前、1980年代に限りなく見たぞ。
表の顔、スタントドライバーと自動車整備工としてストイックな生活を送るドライバーの前に子連れの若い人妻が現れ、束の間、親しくなる。
この運命の女が、ロリ顔てワタシ好みのキャリー・マリガン。(よく考えたら、旦那は服役中、親しくなるのはヤバいドライバーなのだから、彼女は典型的なダメンズ・ウォーカー。「17歳の肖像」でも「ウォール・ストリート」でもハズレな男にひっかかっていたね。(笑))
やがて、旦那が出所してくるが、彼はヤバい仕事に巻き込まれそうになっている。ドライバーは彼女と息子のために一肌脱ごうと情にほだされたことから、どんどん抜き差しならない状況に追いやられていく。
「惚れた女の幸せのために」の想いが裏目に出てしまうあたり典型的な展開なのだが、のっぺり顔のドライバーにどんどん感情移入してしまう。
事件が進むに従い、暴力はエスカレート。事件の真相が分かるころにはドライバーの周りは死体の山になっている。やがて、最後の決着をつける羽目に・・・
中盤以降の、静かだが過激な暴力を交えた畳みかけるような展開は観ていて気持ちがいい。伏線も効いているし、無駄な描写も一切なし。
観終わった後、主人公に影響されて無口になってしまうような映画、久しぶりだ。後で話の展開を思い出すと、切なさも倍増なんだな。
よく考えてみると、そんな斬新なところがある訳ではない。昔はこんな映画ばっかり観ていたような気がする。それがこれだけ高い評価を受けるということは、それだけ、今、世の中にこんな映画が足りていないという証拠だろう。
題名:ドライヴ 原題:DRIVE 監督:ニコラス・ウィンディング・レフン 出演:ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン、アルバート・ブルックス、ロン・パールマン |
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