HP管理人の独り言 リメイク版

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魚の切り身をなぜ「刺身」と言うの?

2012年09月08日 | 日記

 海に囲まれた日本、新鮮な魚が手に入るからこそ出来るお刺身。 ところでこの刺身という字、単なる魚の切り身がなぜ「刺す」なのか? 昔は串に刺して食べていたのだろうか、それとも・・・。  日本人が魚の刺身を食べるようになったのは室町時代の中期頃から。 鮮度を維持する技術がなかった当時、殺菌力のある酢であえて膾(なます)で食べていたそうです。 その後、天然氷を使って運べるようになると、今のような刺身を食べられるようになりました。 とは言っても、刺身の状態では一部の人しか食べられない高級品で、切り身の状態では魚の名前が判らないため、ヒレやエラの部分を魚肉に「刺して」おいたことから「刺身」と呼ばれるようになったそうです。 一方で、切り身の「切る」が「縁を切る」や「人を切る」に通じるために、置き換えたとも言われていますが、「刺身」という表現も忌み嫌われて「お造り」と表現している地方もあります。