ほんのり甘い馬刺しの味わいの秘密は「グリコーゲン」という成分が豊富なことです。 「グリコーゲン」は、運動能力の限界を上げるために用いられています。 馬は体温が高いので寄生虫がつく心配がありません。 馬自身も敏感で添加物やホルモンを受け付けないので、肉も内臓もクリーンで安心して食べることができます。 馬肉のたんぱく質に含まれる「ペプチド」という成分には体を温めたり毒消しをするなどの薬効があります。 また、血管を拡張するので高血圧の人には血圧を下げる効果もあります。 さらに、馬の脂肪が薬の役目を果たし、ヤケドや怪我をしたとき、患部に当てると治りが早くなると言われています。 馬肉は、低カロリーで高たんぱくな食材で、カロリーは牛肉の3分の1。 コレステロールを下げるリノール酸、リノレン酸をたっぷり含み、動脈硬化を防ぎ血管を丈夫にしてくれます。 馬肉の脂肪の質は魚に似ており不飽和脂肪酸が多いのも特徴です。
ちなみに、鉄分は牛肉や豚肉の3~4倍、カルシウムも豊富で、貧血の女性や育ち盛りの子どもたちにもお勧めですよ。