種類によって多少の違いはあるが、鮭の身の色といえばやや赤っぽくオレンジ色です。 魚にはマグロ等の「赤身魚」とヒラメ等の「白身魚」という分類がありますが、サケは見た目を裏切って白身魚なのは知ってました？ 白身か赤身かというのはヘモグロビンやミオグロビンと呼ばれる赤い色素の含有量によって分類されています。 長距離を移動する魚にとって「疲れにくい」体は必須です。 疲れにくさで言えば、２つの肉質があります。 簡単に言えば、短距離選手は白身 長距離選手は赤身です。 長距離を移動する魚にはこの色素が多く赤身魚、近海を泳ぐ魚には少ないので白身魚ということになります。 サケもある程度長距離を移動するものの、含まれる赤い色素はアスタキサンチンというもの。 サケはオキアミというエビの一種をエサとしているため、オキアミに含まれるアスタキサンチンが溶け込んでサケ自身が赤くなります。 ヘモグロビンやミオグロビンの量で言えば「白身魚」ということになるわけです。 ちなみに、養殖の鯛は水深が浅い所で飼育されているので紫外線を浴びて黒っぽくなるはずなのに、なぜ桜色なのか知ってます？ やはりエビを食べさせてるからなんですね。（ 身の色は変わりません。）