かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

自分が必要とされていないと思うとき

2019-09-25 04:47:58 | ブログ記事
私は50歳までは子育てに専念した。

が、50歳になる前に、まず長女が結婚して家を出た。

翌々年に長男が結婚して家を出た。

が、まだ次男がいたから、それほど寂しくはなかった。

が、次男が大学に入って、
一年間は家から通学したが、二年目から下宿生活を始めたから急に寂しくなった。

当時、夫は東京に単身赴任していた。

5人で暮らしていたのに急に一人になったから、戸惑った。

毎日せっせとご飯づくりに明け暮れていたのに、急に食べてくれる人がいなくなることの寂しさ。

何といえばいいのだろう。

喪失感というか、置いてきぼり感というか。

もう私は要らない人間になったかと思った。

そんなことを考えていると、身体の調子までおかしくなった。

少しでも食べ物を口にすると咳き込む。

しまいには一口も食べられなくなった。

鬱かもしれないと、病院で鬱薬を出してもらったのもこのころだった。

が、四六時中心臓がどきどきするし、脚まで痛くなって歩けなくなった。

体中に蕁麻疹が出た。

毎日大きな病院に行って診てもらうのだが、各科をたらいまわしにされた。

3月から通い始めて心臓の弁が閉じていないということが判明したのは7月9日だった。

病名が判明してホッとした。

病名が判明すると、皆が心配してくれて、入れ替わり立ち代わりお見舞いに来てくれた。

ああ、私も一人じゃないんだと嬉しく思った。

手術が終わっても、家族が交代で詰めてくれた。

これは私の母が日程表を作って当番制にしていたことが後で判明したが、
そのときは、そこまでしてくれなくてもいいのにとさえ思った。

が、あのころが、私の人生の花だったかもしれない。

55歳だった。

その後、おかげ様で手術も成功して健康になれたが、
辛いことはその後もいっぱい勃発した。

だから、あのとき死ねていたらと思うことは多い。

今も、ここには書けないが、死にたいくらい嫌なことがある。

これから私は何年生きるのだろう。

不謹慎かもしれないが、早くお迎えがこないかと思う今日この頃である。

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2 コメント

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自殺未遂? (象が転んだ)
2019-09-26 06:08:07
実は、私も同じ事を思いつめた事があります。中学1年の頃だったですかね。

部活でコテンパンに扱かれ、家に帰れば兄からはボコボコに殴られ、母親からは勉強を全然しないと注意され、全くの四面楚歌になりました。

そこで、出刃包丁を取り出し、腹を刺したんです。勿論、深くは刺せませんでした。1センチ位だったですかね、真っ赤な鮮血が飛び散りました。その瞬間、私の腹筋が赤ちゃんの様な、真っ白なふわふわのお腹に見えました。

神を見た訳ではないですが、私の白いお腹が神から授けられた貴重な宝物の様に思えました。あの時は神だけが自分の味方なのかなと思いました。無神論の私がそう思ったんですから、かなり追いつめらてたんでしょうね。
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転象さんへ (びこ)
2019-09-26 06:41:02
転象さんも辛い思いをいっぱいされたのですね。

私は、昨日、夫と喧嘩したのです。その原因は、いま記事にしてアップしましたが、その後、夫は怒って、また車で出て行ってしまいました。たぶん車中泊をするつもりなのでしょう。

昨日は、お向かいの娘さんのことが発端で喧嘩になったのですが、それからまた、一昨年の夫の裏切りの話になり、喧嘩になったのです。夫は、私が夫の反対ばかりするというのですが、しかし、夫の言う通りにしてよくなかったことが過去何度もあったから、私も疑いの気持ちが湧くのです。

一流企業に勤めていた長男を転職させたのも夫でした。私は大反対したのでしたが、自分の一存で夫は転職させてしまいました。結果、長男は給料は下がっていいことなしでした。そのことを私が責めたりするから、夫はそういうのです。

いろいろ腹に据えかねることがありますが、私も自分に聴覚障害があるから離婚しないでいます。

義母が元気で私をいじめていたころは、義母から私を守ってくれましたし・・・。

が、最近は、昔のように私を大事に思っていないようだし、怒った時は殴ろうとしたりするから、もう離婚したほうがましかなと思ったりもします。

しかし一人になったら生きていけなさそうなので、死んだほうがいいと思ってしまうのです。

が、神様はいると思うから、それを信じて生きていこうと思います。

ちなみに今日の記事に書いたお向かいの娘さんは二度自殺未遂をして、二度とも救急車で運ばれています。私は、そこまではできないです。
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