学校で習った歴史だけでは日本の近世歴史が正しく理解できてないと気づき、
遅ればせながら、
図書館で「大東亜戦争」の本をまとめて借りてきました。
夫と一緒に歴史勉強のしなおしをしようと思います。
夫は昨夜から読みふけっています。
上の右端の本は子供向けに書かれたものですが、
私ども、歴史に詳しくない者には、
わかりやすくて読みやすいです。
まず、こういうふうに易しく書かれたものから読み始めて、
だんだん詳しいことの書かれた本を読んでいこうと思います。
ついでに、5月末に訪れた日露戦争の戦跡、大連、旅順の本も借りてきました。
旅行に出る前に読んでおくべきだったと猛省しながら読んでいます。
戦争にはあちら側とこちら側があり、こちら側の戦争に至るまでの事情は、必ずしもこちら側の「身勝手」ばかりなのではない原因があるものです。先の大戦は、欧米による植民地主義が引き金であるのは、もちろん、欧米による人種差別論も多少影響していると思います。それを知りたかったので、再び大学でアメリカ史二つ、西洋史二つのクラスを取り、欧米側の事情を勉強しました。物事には大抵二つのサイドがあり、一つだけを勉強しても偏狭な考え方に陥り、必要以上に自虐的になる傾向があります。あのドイツとて、第一次大戦時、連合軍(ロシア、英仏、アイルランド等)に、それこそコテンパンにやっつけられて、さらにパリ講和会議によって多大な弁償金を課せられ、それ故ヒットラーやナチスの台頭があってもおかしくない状況にあった、と思えるのです。
なるほど、こちらのほうも勉強させていただかなければならないかもしれませんね。
とにかく今は、日本が戦争をした理由を勉強しなおさなければと思っています。
ドイツのことまで勉強する時間が私に残されているかどうかが問題ですが、勉強して、そのことを若い世代に伝えていく努力をしないといけないと思います。
教えていただき、ありがとうございました。