戦後を終わらせる苦心の作、70年談話 終戦記念の談話はもうこれで最後に 筆坂秀世

2015-08-18 | 政治〈領土/防衛/安全保障/憲法/歴史認識〉
一部では、まるでバイブルのように村山談話が扱われているが、そもそも村山談話はそれほど立派なものなのか。 例えば、同談話には「遠くない過去の一時期、国策を誤り」とあるが、当時村山首相は、「どの内閣のどの政策が誤った」という認識かを問われ、「どの時期とかというようなことを断定的に申し上げることは適当ではない」と答えている。これでは日本のどのような行為について謝罪したのかさえ不明だということになる。こういう曖昧さを持っていたのが、村山談話なのである。 . . . 本文を読む