【夜の秋】は言葉の中に秋と入っていても立派な夏の季語

2023-08-20 | 文化 思索 社会
中日春秋 2023年8月20日 日曜日 【夜の秋】は言葉の中に秋と入っていても立派な夏の季語だそうだ▼酷暑の季節にも夜だけに感じる秋の気配をいう。<西鶴の女みな死ぬ夜の秋>長谷川かな女。確かにちょっと涼しい▼夜に涼味が加わり、虫の音も…と書きたいところだが、容赦ない暑さのこの夏はそうもいかない。夜になろうと蒸し暑く、三〇度をなかなか下回ってくれない。「土用半ばに秋風が吹く」とよく聞く . . . 本文を読む