井端ひろ君。まずは好かった。来季こそ、○億円と結婚ね♪

2008-01-29 | 相撲・野球・・・など

【ドラニュース】
井端、2億7000万円で更改 球界年俸10傑入り
2008年1月29日 紙面から

契約更改を終え、会見する井端=名古屋市中区の中日ビルで
 
 
 中日の井端弘和内野手(32)が28日、名古屋市中区の球団事務所で契約更改交渉に臨み、5000万円増の2億7000万円で更改した。日本人選手として今季の年俸10傑入り(28日現在)を果たすとともに、球団から3億到達への“言質”も獲得。「野球モード」に切り替えて、29日にキャンプ地・沖縄へ飛ぶ。

 豪快な本塁打は打たず、敵をねじ伏せる速球や変化球も持たない。卓越した守備力と打席でのしぶとさ。そんな匠(たくみ)が、日本野球界の10傑に食い込んだ。昨年12月26日の前回交渉から中32日。1000万円の上積みで井端の銭闘は終了、自費キャンプを回避した。

 「希望額には届きませんでしたが、きょうは少しでも上積みがあればサインするつもりでしたから。3億? 今年普通にやればいくとは(球団から)言っていただきました。手の届くところまできた。今年頑張ります」

 実質15分ほどの交渉タイムでは、2億7000万円の提示額に加え、今オフの“言質”も取り付けた。井端の満額は3億円。今季「普通に」やればクリアする。その解釈に余地はあるのだろうが、最低条件としてフル出場。それができれば成績はおのずとついてくるはずだ。

 「フル出場? 彼の守備力からすれば、体調さえ許せばできる。野球はどうなるか分からないけど、数字を積み重ねればそうなる(3億円)可能性は強い」。交渉役の井手編成担当のハードルもまずは『144試合』に設定された。

 今回の契約で、球界ベスト10入りを果たした(外国人を除く)。中日勢が4人を占拠。エースや4番が並ぶ中、いぶし銀・井端の名は異彩を放っている。いわば矛の強さだけでなく、盾の堅さが評価されたということだ。

 「キャンプも始まるし、野球モードに入ろうと思います。自主トレが順調で、今までにないくらいの仕上がりです。だからキャンプでは慌てないこと、ケガをしないことをテーマにやっていきたいですね」

 入った年俸10傑! 見えた3億円! そしてスイッチは切り替えた。 (渋谷真)

◆FAは封印
 今季中にフリーエージェント(FA)権を取得予定の井端だが、この日の交渉ではその話題は双方ともに触れなかった。

 「うまくいけば取れるわけですが、ボクより先に川上や荒木が取る。彼らを優先してもらえればいい。それに(取得選手に対する)球団の方針は分かっています。それに従わないといけない」

 中日球団首脳が聞けばうれし涙を、そして遊撃手がほしい球団が聞けば悲しみの涙を流しそうなセリフ。「取るまではプレーに集中します!」。励みにはするが、惑わされはしない。FA封印を肝に銘じて臨むシーズンとなりそうだ。 (真)


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