特養ホーム入所者の用紙で投票、元施設長に有罪
2009.11.19 13:43
衆院選の不在者投票で入所者の投票用紙を使って勝手に投票したなどとして、公選法違反(投票偽造)の罪に問われた鹿児島県曽於市の特養ホーム「おおすみ苑」の元施設長、大迫鈴子被告(65)=同県志布志市=の判決で、鹿児島地裁は19日、懲役2年、執行猶予5年(求刑懲役2年)を言い渡した。
判決理由で平島正道裁判長は「民主主義の根幹を成す選挙の自由や公正を損ない、入所者の選挙権を私物化しており、重大で悪質だ」と述べた。
起訴状によると、おおすみ苑の不在者投票管理者だった大迫被告らは8月27日、入所者4人の投票用紙を使って勝手に投票したなどとしている。
-----------------
■特別養護老人ホーム「なごみの里」(姫路市)⇒ 認知症で意思疎通ができない入所者の投票用紙を使い、投票=特養ホーム施設長ら逮捕
■特別養護老人ホーム「錦海荘」(岡山市)⇒ 「特養施設長ら、投票偽装の疑い」=岡山. 21歳なのに投票させず「子どもと思いこみ」=平塚市
2009.11.19 13:43
衆院選の不在者投票で入所者の投票用紙を使って勝手に投票したなどとして、公選法違反(投票偽造)の罪に問われた鹿児島県曽於市の特養ホーム「おおすみ苑」の元施設長、大迫鈴子被告(65)=同県志布志市=の判決で、鹿児島地裁は19日、懲役2年、執行猶予5年(求刑懲役2年)を言い渡した。
判決理由で平島正道裁判長は「民主主義の根幹を成す選挙の自由や公正を損ない、入所者の選挙権を私物化しており、重大で悪質だ」と述べた。
起訴状によると、おおすみ苑の不在者投票管理者だった大迫被告らは8月27日、入所者4人の投票用紙を使って勝手に投票したなどとしている。
-----------------
■特別養護老人ホーム「なごみの里」(姫路市)⇒ 認知症で意思疎通ができない入所者の投票用紙を使い、投票=特養ホーム施設長ら逮捕
■特別養護老人ホーム「錦海荘」(岡山市)⇒ 「特養施設長ら、投票偽装の疑い」=岡山. 21歳なのに投票させず「子どもと思いこみ」=平塚市