神戸連続児童殺傷事件から20年 加害男性(元少年A)父母「用件があるときに連絡を取り、日常生活を尋ねている」日本経済新聞 2017/5/23

2017-05-23 | 神戸 連続児童殺傷事件 酒鬼薔薇聖斗

神戸連続児童殺傷20年 加害者両親「手記、遺族の心傷つけた」 
 日本経済新聞 2017/5/23 3:00
 1997年に神戸市須磨区で起きた連続児童殺傷事件で、小学6年、土師淳君(当時11)が亡くなった日から24日で20年となるのを前に、加害男性(34)の両親が代理人弁護士を通じ、書面で心境を明らかにした。改めて遺族に謝罪し、2015年に男性が出版した手記「絶歌」が「大変(遺族の)心を傷つけてしまい申し訳ございません」と記した。
 両親によると、男性とは用件があるときに連絡を取り、体調や睡眠、食事といった日常生活を尋ねているという。「様子は普通というか、暗いということはありませんが、生活状況について本当のことを言っているのか分かりません。心配をかけないようにしているのではないかとも思う」と述べた。
 男性に対し「長く時間がかかると思うが、少しずついろいろな話をしていきたい。本人が私たちに会いたいと思う気持ちになるまで待ち続けたい」との心情を明かした。
 一方、遺族に対しては「年月が流れるにつれ、怒り、悲しみ、憎悪が増していると思っている。私たちは生きている限り、償いをさせていただきたい」と謝罪の言葉を繰り返した。
 その上で「(男性から)何も聞けていないという思いがあり、何とか会って『絶歌』を出したことや事件の真相を聞きたい。それがかなえば、ご遺族にもお伝えしたい」との思いを吐露した。
 事件は97年2~5月、神戸市須磨区で起き、小学生5人が襲われ、うち淳君と小4、山下彩花さん(当時10)が死亡。同6月、当時中学3年で14歳だった加害男性が逮捕された。男性は医療少年院に収容され、05年1月に本退院した。〔共同〕

 ◎上記事は[日本経済新聞]からの転載・引用です
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神戸連続児童殺傷事件から20年 加害男性の両親「生きている限り償う。 手記出版=少年院を退院してからの様子など、一部が分かった」報道各社書面インタビュー 2017年5月
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◇ 神戸連続児童殺傷事件から20年 加害男性(元少年A)父母「たまに連絡が入る。『絶歌』に涙止まらず」 神戸新聞インタビュー 2017/3/26 

  

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『絶歌』元少年A著 2015年6月 初版発行 太田出版 (神戸連続児童殺傷事件 酒鬼薔薇聖斗) 

   

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元少年A一家は、被害者遺族から損害賠償請求を起こされ、約2億円の負債を背負っている。これまで約8700万円を返済 ※『週刊朝日』 2015/6/26号
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