
台湾地震 東日本大震災で支援受けた病院に募金箱
NHK NEWS WEB 2016/2月8日 18時03分
台湾南部で起きた地震で、東日本大震災からの再建の際に台湾から支援を受けた宮城県南三陸町の病院に募金箱が設置されました。
東日本大震災の津波で74人が犠牲になった南三陸町の「志津川病院」は、台湾からおよそ22億円の義援金が寄せられ、去年12月、「南三陸病院」として再建され開業しました。
6日に台湾の南部で地震が起き、大きな被害が出たことを受けて、病院には台湾へ恩返ししようと募金箱が設置されました。募金箱には「南三陸から台湾へ愛を届けよう」などと書かれた紙が貼られ、病院を訪れた人たちが早速お金を入れていました。
募金した80代の地元の女性は、「私たちも震災のあと台湾から支援をしてもらって頑張った。生きていればなんとかなるので台湾の人も頑張ってほしい」と話していました。
南三陸病院の横山孝明次長は、「建物の再建では台湾から多くの支援をいただいたので、何かお手伝いできればと思った。生き残った人が頑張らなければ復興もできないので、台湾の人も『強い心』で頑張ってほしい」と話していました。
南三陸町は、病院のほかにも町内の公民館や学校などに今月末まで募金箱を設置して募金を呼びかけるほか、町としても100万円の義援金を送ることを決めたということです。
地震被害の台湾に恩返しを
NHK NEWS WEB 02月08日 19時15分
台湾南部で6日起きた地震を受けて宮城県の村井知事は、記者会見で、東日本大震災の際の支援に恩返ししたいとして、県として義援金を送るなどの対応をとりたいという意向を示しました。
台湾では6日、台湾南部の高雄市を震源とするマグニチュード6.4の地震があり、マンションが倒壊するなどして多数の死傷者が出ています。
宮城県の村井知事は記者会見で、「多くの犠牲者が出たことにお見舞いを申し上げるとともに亡くなった方に哀悼の意を表したい。東日本大震災では南三陸町の病院の再建など、大きなご支援をいただいたので大変心が痛んでいる」と述べました。
その上で、村井知事は、「被害が集中した台南市からは修学旅行生が宮城県に多数来ていて、最も親しい自治体だ。何らかの形で気持ちを伝え、ご恩返しをしたい」と述べ、被害が大きかった台南市に対し、義援金を送るなどの対応をとりたいという意向を示しました。
一方、台湾からの支援を受けて再建した南三陸町の病院では募金箱が設置されました。
東日本大震災の津波で74人が犠牲になった南三陸町の「志津川病院」は、台湾からおよそ22億円の義援金が寄せられ、去年12月、「南三陸病院」として再建され開業しました。
病院では6日、台湾へ恩返しするための募金箱が設置されました。
募金箱には、「南三陸から台湾へ愛を届けよう」などと書かれた紙が貼られ、病院を訪れた人たちがさっそくお金を入れていました。
募金をした80代の地元の女性は、「私たちも震災のあと、台湾から支援をしてもらって頑張った。生きていればなんとかなるので台湾の人も頑張ってほしい」と話していました。
南三陸病院の横山孝明次長は、「建物の再建では台湾から多くの支援を頂いたので、何かお手伝いできればと思った。生き残った人が頑張らなければ復興もできないので、台湾の人も『強い心』で頑張ってほしい」と話していました。
一方、南三陸町は、▼病院のほかにも、町内の公民館や学校などに、2月末まで募金箱を設置し、呼びかけるほか、▼町からも100万円の義援金を送ることを決めたということです。
◎上記事は[NHK NEWS WEB]からの転載・引用です
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『最終目標は天皇の処刑』 中国「日本解放工作」の恐るべき全貌 ペマ・ギャルポ著 飛鳥新社
(抜粋)
p15~
台湾からの義援金
東日本大震災における一連の流れで、私にはもう1つ気になったことがあります。(略)
例えば、台湾で集まった義援金は震災後1カ月足らずで、日本円にして140億円を超えました。
p16~
しかもその大半は一般市民からのものです。アメリカの赤十字による寄付が100億円ですから、人口がアメリカの約10分の1に過ぎない台湾で140億円も集まったということは、いかに彼等が心配してくれているかの表れでしょう。その後もその額は増え続け、台湾総統府の発表によると、2011年5月1日時点で約163億円、最終的には200億円に迫る金額で、海外への義援金としては過去最高だそうです。
ところが、この事実を報道したのは一部のメディアに過ぎませんでした。しかも、ほんの小さく事実を伝えただけの、いわゆる“ベタ記事”扱いです。その一方で、中国から15人の救援隊が派遣された時は、「民族の感情を越えた人道主義」といった美談仕立てにして、大手メディアが大々的に報じています。一方、インドからは中国の3倍にあたる47名がやって来て、過酷な滞在環境の中、瓦礫の山の中からの遺体収容など一番つらい仕事を受け持ちました。インドだけではありません。(略)にもかかわらず、ニュースになるのは圧倒的に中国のことばかり。ちなみに中国からの義援金は10億円に満たない額です。金額や人数の多寡を、あまりとやかく言うつもりはありませんが、それにしても台湾が10数倍の金額を寄付してくれた事実を、ほぼ無視するというのは、あまりにも不自然ではありませんか。
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◇ 【東日本大震災2年】中国が追悼式ボイコット 台湾の「指名献花」に反発 2013-03-12
◇ 「台湾代表を指名献花に」震災追悼式典で政府が表明 2013-03-06
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