欧州、電気自動車インフラ着々  電気自動車用の電池、日産がルノー向けに量産

2009-11-03 | 国際
電気自動車用の電池、日産がルノー向けに量産 仏に共同工場
 日産自動車は仏ルノーの電気自動車向けに、リチウムイオン電池を量産する。国内の電池生産能力を従来計画より5割引き上げるのに加え、2012年にルノーと共同で年産6万台規模の新電池工場をフランスに建設する。合計で500億円規模を投資する。日産・仏ルノー連合は電気自動車を環境車戦略の中核に据えている。基幹部品の電池でも世界的な陣営づくりを急ぎ、コスト低減を目指す。
 ルノーは11年に電気自動車をフランスで量産する計画。相互出資の関係にある日産と次世代環境車技術でも組み、電池やモーターなどの基幹部品も共通化する。日産は電池の供給先を拡大することで量産効果を狙う。(日経新聞2009/11/03)
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欧州、電気自動車インフラ着々 ベルリン、充電スタンド500基
 欧州で電気自動車のインフラ整備が加速し始めた。フランスやドイツの主要都市を中心に充電スタンドの設置が進むほか、電気自動車のレンタル制度を導入する動きもある。温暖化ガスの排出が少ないことから、欧州各国は次世代の都市交通システムの柱と位置付けている。
 ドイツは電力大手RWEが主要都市で充電のためのインフラ網を整える。首都ベルリンには約500基の充電スタンドを置く計画だ。オランダでも地元10社がファンドを設立し、電気自動車の普及に向けたインフラを整備している。(日経新聞2009/11/03)

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