ALS嘱託殺人 大久保愉一、山本直樹の2容疑者を起訴 2020/8/13 「共同正犯」 京都地検

2020-08-13 | Life 死と隣合わせ

ALS嘱託殺人、2被告は「共同正犯」京都地検幹部
 2020/8/13(木) 18:40配信  産経新聞
 ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の女性から依頼を受け、薬物を投与して殺害したとして医師2人が逮捕された事件で、京都地検は13日、嘱託殺人罪で呼吸器内科医、大久保愉一(よしかず)(42)=仙台市泉区=と泌尿器科医、山本直樹(43)=東京都港区=の2容疑者を起訴した。地検は2人の認否を明らかにしていない。
 起訴状によると、2人は共謀し、ALSで寝たきり状態となっていた京都市中京区の無職、林優里さん=当時(51)=に頼まれ、昨年11月30日午後5時21分ごろから同37分ごろにかけて、女性宅で女性に造設された胃瘻(いろう)から致死量の薬物を体内に投与。同日午後8時10分ごろ、搬送先の病院で急性薬物中毒により死亡させたとしている。
 2人は女性とこの日が初対面で、約16分間と極めて短い滞在時間の間に犯行に及んでいた。女性とツイッターなどでやりとりしていたのは大久保被告1人だったとみられ、2人の役割分担が事件の焦点の一つだが、地検幹部は「どちらかが教唆した、幇助(ほうじょ)したではなく、両者ともに殺意があった共同正犯だとみている」としている。
 京都府警が7月23日、同容疑で2人を逮捕していた。捜査関係者らによると、女性は一昨年末ごろから大久保被告とやりとりを始め、その後、第三者がみることができないダイレクトメッセージやメールなどを通じ、安楽死を依頼。事件直前には報酬とみられる現金130万円が山本被告の口座に振り込まれていた。
 また、事件の約1カ月前には女性に投与された薬物と同じ種類の薬物を大久保被告が宮城県内の医薬品販売会社から購入していたことも判明している。
 最終更新:8/13(木) 19:03 産経新聞 

 ◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です
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