カブス、福留の入団を発表 背番号1 よかったね、孝介♪

2007-12-21 | 相撲・野球・・・など
「カブス孝介」誕生 背番号は「1」
2007年12月21日 中スポ
 【シカゴ梅田香子】福留が100年ぶりワールドシリーズ制覇の使者になる。カブスは19日、福留孝介外野手(30)=中日からFA=と正式契約を結んだ。4年総額4800万ドル(約53億円)で、背番号は中日時代と同じ「1」。本拠地リグリー・フィールドで記者会見に臨んだ福留は大型契約によるプレッシャーはないと断言。1907、8年の連覇以来、100年ぶりのワールドシリーズ制覇を狙うカブスで、全力を尽くすことを誓った。
 威風堂々。そんな言葉が似合う、晴れの記者会見だ。100年ぶりのワールドシリーズ制覇を狙うカブスに初めてやってきた日本人選手、福留孝介。念願の背番号「1」のユニホームに袖を通すと、興奮と喜びで表情が崩れた。「プレッシャーにはならない。逆にこれだけ期待していただいて楽しみ。自分が入って、100年ぶりに優勝できれば」。大型契約に関する質問にも、気後れすることはなかった。
 決め手はラブコールを送り続けてきた球団の熱意だった。「最初から最後まで自分をほしいと言ってくれたし、ポジションはライトをお願いすると言われたのが、僕の中では一番大きかった」。そして、新たな活力となるのが、先月結婚した和枝夫人と今月16日に誕生した長男。婚姻届を出した11月12日のFA宣言から1カ月悩み、「挑戦する気持ちになった」という。日本人が多い大都市という生活環境も、決断に影響を与えた。
 カブスは1945年を最後にワールドシリーズに出場していない。この年、ヤギを連れた熱烈ファンの同シリーズ入場を断ったことから、のろいがかけられているといわれる。「今が自分に一番いい時期。メジャーの中でも、歴史のあるカブスと契約できてうれしい。広い球場なので、その中で自分の守備をアピールしたい」。米国内で主に報じられてきた打撃面だけではなく、強肩でもファンを魅了して、のろいも吹き飛ばしたい。
 会見が始まる前、新天地のグラウンドに出た。
 「雪で覆われていましたねえ。(フェンスの)ツタも冬で色が変わっていたし。早くきれいな季節になるといいです」
 緑のツタに囲まれた歴史と伝統の球場で、背番号「1」の“FUKUDOME”が守り、打ち、走る-。誰よりも、福留自身が待ち望んでいる。
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〈ゆうこのつぶやき〉
 ほんとに本当によかった。「必要としてくれた。右翼を、と言ってくれた」と、孝介は喜びを語った。表情から憂いが消えた。
 「(福留は)8月から、いなかったから」と記者団に答えた落合監督。大人気ないのか、冷徹なのか。好き嫌いも激しい人。こんな指揮官のところで、長年、よく辛抱した。
 近くで観られなくなるのは寂しいけれど、ヒューマンな孝介に、温かく最善のステージが備えられた。よかった!

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