《座間9人殺害》白石隆浩被告 7人目の被害者「一番抵抗が強かった」 捜査段階と供述違い…証言変更も 2020/11/02

2020-11-02 | 死刑/重刑/生命犯

白石被告 捜査段階と供述違い…証言変更も
 2020/11/2(月) 18:25配信 日本テレビ系(NNN) 
 2017年、神奈川県座間市のアパートで男女9人の遺体が見つかった事件の裁判で、白石隆浩被告は7人目の被害者について、「一番抵抗が強かった」と述べ、殺害の同意はなかったとしました。また、捜査段階の供述との違いを指摘され、証言の内容を変更する場面もありました。
 2日の法廷では、7人目の被害者の事件について被告人質問が行われ、首を絞めた際について「9人の被害者の中で一番抵抗が強かったのを覚えています」「ひっくり返されそうになったり首や顎をつかむ手を外そうとする力が強かった記憶があります」と述べました。
 そして、「私に対する好意が感じられない、距離感がちょっと遠いなあ、口説くのは難しいなあと感じたところでいきなり背後から襲った」と述べ、殺害の同意はなかったとしました。
 さらに、検察側から被害者を襲う際に最初に胸を触るのはなぜかと問われると、「一番最初に触った時の反応を楽しむためです」「どういう反応をするのか分からないのが楽しかったです」と述べました。
 これに対し、弁護側は、捜査段階では白石被告が7人目の被害者の首を絞めた際について、「特に苦労した覚えもありません」などと供述していたとして、「抵抗された」とする法廷での証言と食い違う点を指摘。この点について、白石被告は検察側や裁判官から複数回質問された後に、「ひっくり返されそうになったという記憶は今はないのですが、抵抗が非常に強かったとは覚えています」と述べ、証言に揺らぎを見せる場面もありました。 
 最終更新:日本テレビ系(NNN)

 ◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です


7人目被害の女子高生、白石被告「どんな人だったか覚えていない」…会って1時間後に殺害か
 2020/11/2(月) 20:40配信 読売新聞オンライン
 神奈川県座間市で2017年に起きた男女9人殺害事件で、強盗・強制性交殺人罪などに問われた白石隆浩被告(30)の裁判員裁判の第15回公判が2日、東京地裁立川支部であった。7番目に殺害したさいたま市の高校2年の女子生徒(当時17歳)について、被告は「どんな印象の人だったか覚えていない。名前も聞いていない」と述べた。
 被告は2日の被告人質問で、「会ってすぐ、何となく私に好意を持つタイプではないと感じた。金づるにするのは難しいと思った」と説明。女子生徒が自宅アパートに来た約1時間後には、殺害していた可能性があると振り返った。
 女子生徒の人柄や交わした会話については「覚えていない」と繰り返したが、襲った際に強い抵抗を受けたことは記憶に残っていると述べた。また、所持金3万円程度を奪い、直後に眼鏡を買ったとし、法廷で着用しているのもおそらく同じ眼鏡だと明かした。
 公判では、被害者9人を数人ずつの三つのグループに分けて審理する。4~7人目のグループの証拠調べはこの日で終了。5日の次回公判では、検察側と弁護側がこのグループの事件への意見を述べる「中間論告・弁論」が実施される。
 最終更新:11/2(月) 22:26 読売新聞オンライン

 ◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です


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