【オスプレイの風評被害】普天間飛行場から、ネパール大地震の救援活動のためにも派遣されているが…

2015-05-14 | 政治〈領土/防衛/安全保障/憲法/歴史認識〉

2015.5.14 05:04更新
【産経抄】オスプレイの風評被害 5月14日
 ライト兄弟が、飛行機で初めて空を飛んだのは1903年だった。その4年後には、フランス人のポール・コルニュが、ヘリコプターを使って、約20秒間の空中浮遊に成功している。
 ▼どちらも、人類の夢を実現した乗り物だが、まったく違う特性を持つ。飛行機は、高速で長距離の飛行が可能である。ヘリコプターは、狭い場所での離着陸が得意で、空中で止まってもいられる。両方の長所を兼ね備えているのが、沖縄の米軍普天間飛行場に配備されている、オスプレイだ。
 ▼正式名CV22の垂直離着陸輸送機が、本土にも置かれることになった。米軍嘉手納基地への配備も検討されたが、沖縄の負担軽減の観点から横田基地に決まったとみられる。東京新聞はかねて、沖縄に負担を押しつけるな、と訴えてきた。決定に大賛成かと思いきや、きのうの紙面を見れば、さにあらずである。
 ▼「沖縄の危険 首都圏にも」の見出しがついた1面トップをはじめ、4ページが批判記事で埋め尽くされていた。確かに百パーセントの安全は望めない。騒音問題も起こるだろう。ただ、そんな迷惑をまき散らすだけの存在だと、決めつけていいのか。
 ▼オスプレイは、普天間飛行場から、ネパール大地震の救援活動のために派遣されている。東日本大震災発生直後から、米軍が展開した「トモダチ作戦」に参加していたら、大活躍していただろう。将来、首都圏直下型地震が起こった場合でも、頼りになりそうだ。忘れてはならないのが、日本と極東の平和と安全を守る、抑止力としての役割である。
 ▼東京新聞は最近、「風評被害」という表現を安易に使うな、と主張している。しかし、自衛隊の導入も決まっているオスプレイは、明らかに被害に遭っている。
 ◎上記事の著作権は[産経新聞]に帰属します
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