「出来れば早く妻と子どものもとにいきたいな。又一緒に…と思ってる」奥本章寛死刑囚…家族3人殺害事件

2015-12-30 | 死刑/重刑/生命犯

「出来れば早く妻と子どものもとにいきたいな。又一緒に…と思ってる」(原文のまま)
 西日本新聞 2015年12月30日 02時16分
 「出来れば早く妻と子どものもとにいきたいな。又一緒に…と思ってる」(原文のまま)。奥本章寛死刑囚(27)は最近の手紙にこうしたためている。2010年、宮崎市で妻と長男、義母を殺害した彼のことを思い出したのは、先日、裁判員裁判で死刑が言い渡された死刑囚の刑が初めて執行されたからだ。
 宮崎地裁での一審のほとんどを傍聴した。事件当時は22歳。陰惨な事件と懸け離れた、あまりにも幼い表情や発言、立ち居振る舞いに違和感を覚えたものだ。
 福岡の郷里には、彼と被害者遺族を「支える会」があり、「生きて、償う」ことを願う。会のホームページを見て私は、彼が周囲から「愛されている」と感じた。一審の法廷で極刑を望んだ遺族の一人はその後、裁判のやり直しを求める異例の上申書を最高裁に提出している。
 死と死刑、償い。年の瀬にあらためて、それらの意味を考えている。 (森竜太郎)
 =2015/12/30付 西日本新聞朝刊=

 ◎上記事は[西日本新聞]からの転載・引用です
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