名張毒ぶどう酒事件 15年ぶり新証拠開示…住民の供述調書9通 2020/6/5

2020-06-06 | 死刑/重刑/生命犯

“名張毒ぶどう酒事件”で15年ぶり新証拠開示…住民の供述調書9通 弁護団「再審請求の重要な材料」
2020/6/5(金) 21:45配信 東海テレビ
 59年前の「名張毒ぶどう酒事件」で15年ぶりに検察側から新たな証拠が開示されました。弁護団は「再審請求の重要な材料になる」としています。
 1961年、三重県名張市で女性5人が死亡した「名張毒ぶどう酒事件」では、奥西勝元死刑囚(当時88)がぶどう酒に農薬を混ぜたと自白し、その後否認に転じたものの死刑が確定、5年前に刑務所で死亡しました。
 現在は奥西元死刑囚の妹・岡美代子さん(90)が再審を請求しています。
 弁護団は会見で、当時現場にいた住民7人の事件直後の供述調書9通が検察側から開示されたことを明らかにしました。
 その中でぶどう酒の王冠の「封緘紙」について、奥西元死刑囚の自白では「自分がはがした」としていましたが、7人のうち3人の調書には「紙はついたままだった」と矛盾した内容が書かれていました。
 証拠の開示は15年ぶりで、弁護団は「無罪を証明するような証拠で再審請求の重要な材料になる」などとしています。
 最終更新:6/5(金) 23:00 東海テレビ

 ◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
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名張毒ぶどう酒事件・奥西勝死刑囚、肺炎のため八王子医療刑務所で死亡 2015/10/4 第9次再審請求中
名張毒ぶどう酒事件 「今さら真犯人を…」住民から不安や怒り 2010-04-07  
名張毒ブドウ酒事件 辛い地元住民「無罪ならやっていない証拠を示して」 2010-04-07 
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 名張毒ぶどう酒事件 異議審(再審取消し)決定 2006.12.26. 名高裁刑事2部 門野博裁判長/ 柳川善郎氏の話 2006-12-27 
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名張毒ぶどう酒事件 扉は開くか 中日新聞 2010/04/07~ 
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 名張毒葡萄酒事件 再審認めず/「自供後は豹変したように穏やかに」古川秀夫氏 2012-05-26
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奥西死刑囚は3つの“村社会”を守るための生贄にされた 名張毒ぶどう酒事件の闇に迫る再現ドラマ『約束』 
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