死刑制度 「考えて」 仙台弁護士会が街頭活動 26日シンポ /宮城
毎日新聞2016年7月14日 地方版
日弁連が10月に開く人権擁護大会に向け、市民に死刑制度について考えてもらおうと、仙台弁護士会が13日、仙台市青葉区の一番町平和ビル前で街頭活動を行った。26日にはジャーナリストの青木理さんを招き、死刑制度の問題を考えるシンポジウムを開く。
この日は弁護士10人が参加し、シンポジウムの案内などを書いたチラシ約1000枚を通行人に配った。弁護士らは街頭演説で、少年事件の裁判員裁判で出た死刑判決が初めて確定した石巻3人殺傷事件に触れ、「人生をやり直す機会を奪う死刑は本当に必要なのでしょうか」と訴えた。
同弁護士会人権委員会の斎藤拓生弁護士は「被害者遺族の気持ちや犯罪者の社会復帰に対する受け止めを考えると、意見がたくさんあるのは当然。ぜひ市民の皆さんの意見を聞かせてほしい」と話した。シンポジウムの問い合わせは仙台弁護士会(022・223・1001)。【本橋敦子】
◎上記事は[毎日新聞]からの転載・引用です
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◇ <石巻3人殺傷>少年法の理念と死刑考える 安田好弘弁護士(光市事件) 井垣康弘氏(神戸連続児童殺傷事件)
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