
<通風筒> 中日新聞 2016/6/16 朝刊
…平家物語ではかなさの象徴としてうたわれる「沙羅双樹」の花で有名な妙心寺塔頭の東林院(京都市右京区)で十五日、初夏の行事「沙羅の花を愛(め)でる会」が始まった。三十日まで。
沙羅の白い花は朝に咲き、1日で散ってしまうことから、平家物語では「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」と記されている。 庭園の十数本の木は例年より早めに開花。緑のコケの上に散った花がひっそりと浮かんでいた。
「無常を感じさせる花を毎年楽しめるのはありがたいこと」と西川玄房住職(77)。ちなみに平家物語では「奢れる者も久しからず」と続くが、これも何かの縁か。
◎上記事は中日新聞より書き写し(来栖)
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