殺人罪で実刑判決の被告、高裁は保釈認めず 2019/3/28 異例の東京地裁「保釈決定」を取り消し

2019-03-28 | 身体・生命犯 社会

殺人罪で実刑判決の被告、高裁は保釈認めず 異例の保釈決定を取り消し

2019.3.28 11:48|

 殺人罪で懲役11年の実刑判決を受けた韓国籍で講談社の青年コミック誌「モーニング」編集部の元編集次長、朴鐘顕(パク・チョンヒョン)被告(43)=休職中=について、東京高裁は28日、保釈を認めた東京地裁決定を取り消した。逃亡や証拠隠滅の恐れがあると判断したとみられる。地裁は27日、殺人罪で実刑判決を受けた被告の保釈を認める極めて異例の決定を出し、検察側が同日、高裁に抗告していた。

 関係者によると、地裁は保釈に当たり、(1)出頭命令に従う(2)証拠隠滅行為の禁止(3)海外旅行は許可を得る(4)親族や事件関係者と事件について話すことを禁じる-などの条件を付けていた。地裁は家庭内の事件であることを考慮し、逃亡や証拠隠滅の恐れは低いと判断したとみられる。保釈保証金は800万円だった。

 朴被告は平成28年8月、東京都文京区の自宅で妻=当時(38)=の首を圧迫して窒息死させたとして逮捕、起訴され、東京地裁は今月6日、懲役11年(求刑懲役15年)を言い渡していた。朴被告は公判で「妻は階段で自殺した」として無罪を主張したが、判決は寝室に妻の失禁の跡や血痕があったことなどから朴被告が寝室で窒息死させたと認定。朴被告は判決を受け、7日に控訴していた。

 ◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です

――――――――――――――――――――――――

殺人実刑の被告に異例の保釈決定…東京地裁2019/3/27 保釈金800万円


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。