トヨタ、米ミシシッピ工場を11年秋稼働 「カローラ」生産

2010-06-18 | 社会
トヨタ、米ミシシッピ工場を11年秋稼働 「カローラ」生産
日本経済新聞2010/6/17 22:38
 【ニューヨーク=小高航】トヨタ自動車は17日、米ミシシッピ州で建設を中断していた新工場について、2011年秋に稼働すると発表した。まず小型車「カローラ」を生産し、約2000人の雇用を見込む。トヨタは金融危機に伴い世界各地で工場の新設計画を凍結していたが、相次ぎ再開する。
 ミシシッピ工場は当初、2010年の操業を予定していた。すでに工場の建屋はほぼ完成しており、今後、生産機械の導入や従業員の研修などの準備を本格化する。
 同工場ではこれまで、SUV(多目的スポーツ車)「ハイランダー」やハイブリッド車「プリウス」の生産が検討されてきた。ただ、カローラを生産していた米ゼネラル・モーターズ(GM)との合弁工場を閉鎖したこともあり、新工場ではまず量産効果が期待できるカローラをつくり早期に稼働率を高める。
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トヨタ、ミシシッピ工場建設を再開 来年秋に稼働
 【ニューヨーク共同】トヨタ自動車は17日、世界的な自動車不況による需要減で凍結していた米南部ミシシッピ州の新工場建設を再開し、2011年秋から稼働させると発表した。
 米自動車市場は今年に入って回復傾向にあり、トヨタの新車販売も底打ち感が出ている。また円高の影響を避けるには、現地生産を増やした方が得策だと判断した。
 同工場は、4月に閉鎖した米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)との合弁工場「NUMMI(ヌーミー)」での「カローラ」の生産を引き継ぐ。最大で年間15万台規模を生産でき、2千人を雇用する予定。
 ミシシッピでは従来、ハイブリッド車「プリウス」の生産を計画していたが、ヌーミーの閉鎖に伴い主力車種のカローラの現地生産が急務となったため、変更を決めた。
 当初は10年に生産を開始する予定だったため、既に工場の建物は完成している。2010/06/17 22:30   【共同通信】

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