尖閣:政府「都経由で購入」検討/BS11 INsideOUT 提言!小沢一郎 どこへ行く日本

2012-07-08 | 政治〈領土/防衛/安全保障/憲法/歴史認識〉

尖閣:政府「都経由で購入」検討 中国、台湾は反発
毎日新聞 2012年07月08日 01時55分(最終更新 07月08日 02時11分)
 野田佳彦首相は尖閣諸島(沖縄県石垣市)を国有化する方針を固め、地権者との購入交渉に入った。地権者は直接国には売却しない考えを示しているため、既に購入の方針を表明している東京都から国が購入する2段階での国有化も検討する。尖閣諸島の領有権を主張する中国、台湾は強く反発している。
 首相は7日、視察先の福島県いわき市内で記者団に「平穏かつ安定的に維持管理するにはどうしたらいいのかという観点から、所有者とも連絡を取りながら、総合的に検討している」と述べ、地権者と既に交渉に入っていることを認めた。
 同時に「尖閣は歴史上も、国際法的にみても我が国固有の領土であることは間違いない。有効に支配しており、領土問題、領有権の問題は存在していない」と強調し、国有化しても問題ないとの認識を示した。
 政府が国有化する方針なのは、尖閣諸島のうち魚釣島(うおつりじま)、北小島、南小島の3島で、いずれも埼玉県内に住む男性が地権者となっている。政府は年度ごとに賃貸契約を結んでおり、来年3月末には今年度分の賃貸契約が切れることから、秋ごろまでの交渉妥結を目指している。
 ただ、地権者が国への売却に慎重なことに加え、東京都には購入を前提とした寄付金が5日現在で約13億2500万円集まっており、国が購入する場合、寄付金の取り扱いも課題となる。
 中国などが反発を強めているが、玄葉光一郎外相は7日、東京都内で記者団に「事実関係そのものについての関心の表明が中国側から外交ルートを通じてあった。また、台湾側からも交流協会を通じてあった。関心の表明で、それ以上のことはない」と述べるにとどめた。
 中国外務省は7日、日本政府が尖閣諸島(中国名・釣魚島)を国有化する方針を固めたことについて「日本側のいかなる一方的な措置も違法で無効だ」と批判する談話を発表した。談話は「釣魚島と付属する島しょは古来の中国固有の領土であり、争いの余地のない主権を有している」と改めて主張、「日本側の措置により、これらの島しょが中国に属しているという事実を変えることはできない」と強調した。
 また、台湾外交部(外務省)の報道官は7日、尖閣諸島(台湾名・釣魚台)における台湾の領有権を改めて主張し、「日本は自制して、我々の主権を侵すいかなる言動も慎むべきだ」と訴えた。【小山由宇、佐々木洋、北京・成沢健一、台北・大谷麻由美】
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〈来栖の独白〉
 選挙の思惑があって、唐突に尖閣を言い出した野田。玄葉光一郎ごときが外相・・・話にならない。
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BS11 INsideOUT 提言!小沢一郎 どこへ行く日本 (2-5)
http://www.youtube.com/watch?v=nF7c54OF6sk&feature=related (2011年01月05・06日放送)
BS11 INsideOUT提言!小沢一郎 どこへ行く日本 (4-5)
http://www.youtube.com/watch?v=6RLYf-_wYBg&feature=related (2011年01月05・06日放送)
BS11 INsideOUT 提言!小沢一郎 どこへ行く日本 (3-5)
「中国漁船船長解放を一行政官が決めてしまった。政治家が逃げちゃう。政府・内閣が決めなければならないのに」
http://www.youtube.com/watch?v=xndvZKxZhRg&feature=relat (2011年01月05・06日放送)
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3 コメント

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Unknown (rice_shower)
2012-07-08 11:34:47
領土問題については、孫崎享氏(元外務省国際情報局長、元防衛大学教授)著、『日本の国境問題』を読んで、目から鱗でした。
特に尖閣はパフォーマンスで弄ぶと、致命的な結果を招きます。(中国の軍事侵攻に格好の口実を与えることになる。 アメリカは2+2合意に基づき“絶対に介入しない”。 自衛隊単独では中国軍を駆逐出来ず、尖閣の実効支配権を失う。 瞬間、日米安保条約の範囲外となり、中国領土化が確定する)
右翼の私ですら心配です。(鈴木邦男さんの一水会の人達は良く理解しています) 
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Unknown (ゆうこ)
2012-07-08 22:32:34
rice_showerさん
 コメント、ありがとう、です。
 尖閣で起きる(であろう)諸々の事件は端から安保条約の対象から外れている、と私は認識しています。そのように(アメリカの逃げ口上が成り立つように)作られているのが、安保条約です。そもそも、アメリカは日本を守る、とはなっていない。また、アメリカの「戦争権限法」によっても安保条約は制限されると考えます。
 安保条約もですが、中国が「核心的利益」と言い出している現在、アメリカから押し付けられた日本国憲法そのものを考えねばならないと思います。集団的自衛権についても。
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Unknown (rice_shower)
2012-07-10 00:26:25
「核心的利益」
中国と永く付き合ってきた者として(中国語には不自由しません。 言いましたっけ?)、中国政府がこの言葉を尖閣に使って来た時に、「これはやばい!」と感じました。
ttp://www.nippon-dream.com/?p=7163
是非ご覧下さい。

日本が為すべき事は、中国を“戯れに”刺激せず現状の実効支配を維持しながら、自衛隊単独による防衛を“目立たぬよう、じわじわと”強化して行くことです。
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