重文舞台で祝賀能/西本願寺「降誕会」
讀賣新聞 2015年05月22日
画像;西本願寺で奉納された祝賀能「菊慈童」(下京区で)
浄土真宗本願寺派の本山・西本願寺(下京区)で21日、宗祖・親鸞の生誕を祝う「降誕会(ごうたんえ)」が営まれ、重要文化財の南能舞台で祝賀能が奉納された。
同寺では、室町時代から法要などの際に能が上演されている。降誕会の祝賀能は明治時代に始まった。
この日は能楽観世流シテ方の片山九郎右衛門さんらが、少年が仏をたたえる詩を書いた葉の水滴を飲み、不老長寿を得る「菊慈童」など3演目を披露。集まった門信徒ら約1000人が幽玄な世界に引き込まれた。
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