熊本で未明に震度6、相次ぐ 8人死亡 (TBS News 2016/4/16 Sat. 07:56)

2016-04-16 | 社会

2016.4.16 05:04更新
【産経抄】日ごろ声高に平和や理想を説く人ほど、同胞の命や他者の気持ちに関心が薄くはないか 4月16日
 日ごろ、声高に平和や理想を説く人ほど、同胞の命や他者の気持ちに関心が薄くはないか。社民党の福島瑞穂前党首は熊本地震発生の2時間後に、自身のツイッターで「ハッピー!ハッピー!」とつぶやいた。頻繁に余震が続くさなかにである。仮に震災に気づいていなかったとしても、危機管理能力が問われよう。
 ▼一方、同党の夏の参院選公認候補は、九州電力に鹿児島県薩摩川内市の川内原発の稼働を止めるよう電話し、ツイッターでこう訴えた。「もう誰の故郷も電力会社や、原発利権に縛られた日本政府、与党議員などに、奪われたくない」。
 ▼熊本の被災者は二の次で、己の政治的主張を優先したとの印象を受ける。公認候補はガイガー(放射線量計測器)による監視も勧めていたが、川内原発付近の揺れは震度4で原発はびくともしていない。
 ▼共産党も負けてはいない。池内沙織衆院議員は、やはり「川内原発を今すぐ止めよ」「福島原発事故は収束しておらず、被災者の生活苦は終わっていない」などと書き込んだ。全く異なる事例をいたずらに同一視し、国民の不安をあおっている。
 ▼民進党の公式ツイッターにはさらにあきれた。「東日本大震災時の自民党のような対応を望みます」との与野党休戦を望む真摯な投稿に対し、「それじゃあダメでしょうね」とちゃかして自民党批判を展開したほか、反論に「なんで?」とぞんざいに答えるなどして炎上した。
 ▼共通するのは、大災害に際してもまず主義・主張や党利党略ありきの姿勢である。彼らは、憲法への緊急事態条項の盛り込みに反対している点でも軌を一にしている。現行憲法下で平和を唱えさえしていれば、わが国には危機管理は必要ないと信じているのかもしれない。

 ◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です
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熊本で未明に震度6 相次ぐ、8人死亡
 TBS News 2016/4/16 Sat.
 きょう午前1時25分頃、熊本県で震度6強を観測する地震がありました。また、午前4時前にも震度6強を観測する地震がありました。これまでに8人が亡くなるなど、熊本県内を中心に大きな被害が出ています。
  JNNの調べによると、きょう未明に発生した震度6強の地震での死者はこれまでのところ8人で、おとといの地震も含めると合わせて17人となります。
 熊本県によりますと、熊本市の東にある南阿蘇村で大きな被害が出ている模様です。この村には東海大学農学部の学生用アパートがあり、この中で11人が生き埋めになっているとのことです。また、黒川渓谷にかかる阿蘇大橋が崩落しているという情報もあり、国土交通省が確認しています。南阿蘇村ではこのほかにも、国道57号と325号が寸断したため、住民が孤立しているということです。
 八代市ではアパートの1階の部屋で火事があり、1人が死亡したということです。嘉島町では、複数の建物が全壊し、心肺停止2人、意識不明の重体となっている方も複数いる模様です。阿蘇市一の宮町では1人が死亡したとの情報があります。また、西原村では3人が、益城町では7人が生き埋めになっているとの情報があり、警察や消防が確認を急いでいます。
 益城町の東熊本病院は建物が倒壊する恐れがあり、消防が患者ら30人の搬送を開始しました。産山村では家屋が倒壊し、下敷きになっている人が多数いるとの情報があり、確認を急いでいます。御船町では住宅2棟が全壊したということですが、そのうち1棟で人が閉じ込められていて、現在、救出に向かっているということです。
 西原村にある大切畑ダムは決壊のおそれはないものの、大量の漏水が確認されていて、下流の鳥子川流域に住むおよそ800人に避難指示が出されています。(16日07:56)

 ◎上記事は[TBS News]からの転載・引用です
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〈来栖の独白〉
 14日夜、熊本を襲った地震。その後も強い余震(このような強い地震を果して「余震」と云えるのかどうか)が続いている。刻々報道される惨状、被害に遭われた方々の悲しみ・苦難に言葉を失うばかりだ。お座なりは言わない。何ということだろう、「自然」の力とは・・・。
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