〈来栖の独白 2022.04.16. Sat.〉
4月12日だったかに注文した『川端康成 三島由紀夫 往復書簡』(新潮文庫)を、本日受領。昨日、『死にゆく者の祈り』を読み終えたところ。同じ、中山七里氏の『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』を続けて読むつもりだったが、「川端康成 三島由紀夫」を前にすれば、そちらに触手が。
昭和の、「三島」「川端」という名前の、なんと安定感のあることだろう。私の世代には。
かつて、川端氏のノーベル賞受賞が決定、報道されたとき、即座に私の脳裏に浮かんだのは、三島由紀夫だった。本日購入した『往復書簡』の末尾には、“1961年度ノーベル文学賞に川端康成氏を推薦する”という三島由紀夫氏の推薦状が掲載されている。読んで、胸に迫るものがある。
本日昼には、Eテレ「こころの時代]ー遠藤周作「深い河をたどる▽後編」をテレビで視た。