認知症の夫が火災「妻に重過失なし」…和解 大阪高裁 2015.9.19

2015-09-19 | Life 死と隣合わせ

 yomi dr. 2015年9月18日 読売新聞
認知症の夫が火災「妻に重過失なし」…和解
 認知症の夫が自宅で一人の時に火事が起き、隣家に燃え移った場合、同居の妻に損害賠償責任が生じるかが争われた訴訟が大阪高裁であり、高裁が「妻に重過失は認められない」と和解を勧告していたことが、被告である妻の代理人弁護士への取材でわかった。
 今年5月の1審・大阪地裁判決は、監督義務を怠ったとして妻に約40万円の支払いを命じたが、訴えた隣人男性が請求を放棄することなどを条件に18日、和解した。
 1審判決では、火事は2013年4月2日、夫(当時82歳、14年11月に死亡)と妻(73)が暮らす大阪府内の住宅から出火し、隣の男性宅に延焼。当時、妻は外出しており、夫が警察官にした説明などから、夫が新聞紙に火をつけて布団の上に投げたのが原因と認定された。夫は11年頃に認知症と診断され、通院していた。
  ◎上記事は[讀賣新聞]からの転載・引用です
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
認知症の夫を家に残して妻が外出 火事が起き、隣家に延焼 裁判で賠償を求められた…妻の責任は 2015-08-25  
...............


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。