被害者の母、法廷で被告を殴る 被害者参加制度

2010-03-13 | 裁判員裁判/被害者参加/強制起訴
「息子を返せ」被害者の母、法廷で被告殴る 水戸地裁
 asahi.com2010年3月12日0時58分
 11日に水戸地裁(河村潤治裁判長)であった自動車運転過失致死と道交法違反(ひき逃げ)の事件の裁判で、被告(60)が閉廷直後、被害者参加制度で出席していた被害者の母親に、たたかれる一幕があった。母親は河村裁判長に命じられ退廷させられた。
 閉廷直後、検察官の横にいた母親はおもむろに証言台の前に立っていた被告に近寄り、「息子を返せ」と言いながら、背中や肩を5、6回げんこつでたたいた。裁判長は「やめなさい」と制止したが、聞かなかった。被告はだまって立っていた。
 母親は書記官に止められ、退廷させられた。裁判後、被告の弁護士は「法廷の中なので、あってはいけないことだ。被告はびっくりしていたが、大丈夫そうだ」と話した。

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