《中国ビジネス》 中国が狙う日本の土地 中国人も買わない「MADE IN PRC」の正体 河添恵子氏

2013-06-28 | 国際/中国/アジア

抜けるに抜けられぬ中国ビジネス、人質を取り戻せ 中国が狙う日本の土地、中国人も買わない「MADE IN PRC」の正体~河添恵子氏
JBpress 2013.06.28(金)「ずばり勝負」
マット安川 ゲストに河添恵子さんを迎え、中国マネーによる日本の土地買収の現状などをリポートいただきました。“今の中国はファイナルステージにある”と河添さん。その実態とは。
 ■水源地、農地・・・、中国に狙われる日本の土地
河添 中国による日本の土地の買収などはこれから加速度を増すと思います。中国はいま断末魔、ファイナルステージで、中国国内はもう魅力がない。それを一番よく分かっているのは中国共産党です。彼らは非常に賢いので、おカネをすでに外に出している。
  中国はおカネがある人が逃げているんです。共産党幹部も逃げている。そのおカネで何をするかというと、基本は土地を買う。日本の土地は簡単に取得できますから。
  特にこの1年くらいで多いのは、太陽光パネルの企業に化けて入ってきて、土地を取得している。北海道はものすごく買われています。東北地方や九州もそうです。太陽光パネルというと、人々はどうしても環境に優しい企業だと勘違いしてしまうわけです。彼らはメーカーですが、会社の目的は土地の取得だと思います。
  これから狙われるのは農地です。耕作放棄地が全国に40万ヘクタール以上あると言われていて、しかもいま農業は徐々に法人化されているので、そうすれば企業買収という形で買いやすいわけです。
  森林は今まで製紙会社の関連会社などが所有していて、その会社がつぶれそうな時に森林ごと買うというのが中国の手だったわけですが、農業も法人化が増えていけば同じことになります。
  農地を持っている企業を中国は買いたがっている。それはもちろん土地に対する魅力、それといいものが作れる土壌だと分かっているわけです。汚染されていない土地であると。
  そういう意味でこれから狙われるのは耕作放棄地と、法人化された農地も含まれると思います。
 ■中国利権を持った「売国議員」はすぐに辞めよ
  外資が水源地を買うことに対して規制を設ける法案が衆院を通過する見込みのようですが、敵もさる者で、中国人は外資ではなく、帰化した日本人におカネを渡して、日本の企業に見せかけて土地を買うという方法がいま広がっています。
  外資だけ縛っても必ずしも防げないわけです。だから私は事前審査制にすべきだと思っています。土地を買う資格があるのか、どういう企業なのか、ある程度チェック機能がなければならないと思います。
 ただ、国会議員の中には中国に対して利権を持っている人もいます。名前は挙げませんが、自民党の中にも非常に親中派の方で、汚い利権を持っている議員、先生がいるわけです。そういう人たちは悪く言えば売国奴であり、自分たちの私服を肥やすことに関してもワンセットで考えているわけです。
  それに、国会議員だけではなく、市議会議員、県議会議員も割と事なかれ主義なんですよね。私がいろんな問題に警鐘を鳴らすと、「まあまあ」「いまはちょっと」「それ以上大きくしないで」と言うような議員もいて、「なにっ!」と思うわけですよ(笑)
 ■日中経済はズブズブの関係。経団連の罪は重い
  経団連の米倉(弘昌)会長(住友化学会長)は中国が好きというか、中国から抜けきれなくなっています。それには理由が何かあると思います。
  住友化学は中国でいくつもプロジェクトがあるんですが、正直あまりうまくいっていないという話をいろいろと聞いています。ですからそれを何とかうまくやらせたいという気持ちもあるんでしょう。
  ただそれ以上に、中国はもてなしが非常にうまい国なので、経団連の上層部の方や、丹羽(宇一郎、前駐中国大使)さんも含めて、中国にはまってしまった理由がアレコレあるんだろうなと思います。
  しかし、現場との温度差は非常にあると思います。中国で働いている方たちにいろいろ話を聞いていますが、多くの人が早く日本に帰りたいと言っている。また、後任が決まらないという問題がある。みな断ってしまって、要するに中国に駐在したくないと。
  それと自殺が多い。中国に住んでいるのはイヤだということで。自殺の中には他殺もあるわけです。いろいろ入り込みすぎたことによって殺された。そういうことは企業もモミ消したりする。日本と中国はズブズブな関係になってしまっている。経団連の罪は重いと私は思います。
  安倍(晋三)総理は新たな外交をする上で、中国に住んでいる日本人を早く日本に戻さなければいけません。彼らは人質なわけですから、本当の意味での外交転換はできないと思います。
  そこではやはり経団連の方に理解をしてもらって、日本に企業を戻す、日本が高いということであればミャンマーでもベトナムでもどこか違う国に移転していくということをぜひやっていただきたいと思います。
 ■中国に媚を売る日本のマスコミ
  マスコミも、スポンサーの問題などもあって中国の悪口を言えなかったりするんでしょう。それと中国でいろんなところを取材させてもらうためには、中国に媚びなければいけないわけです。
  例えば、NHKなどはいまでも中国に進出してうまくいっている企業のドキュメンタリーなどを放送しています。しかし、ひどい目に遭って撤退している実態も裏にはあるわけです。
  撤退しようと思ったら次の日から公安が来て、あれこれ違反しているからおカネを置いていけとか、従業員の何年分の給料を置いていけとか。また、ダマしに遭ったりとか。
  私もただ中国のことを悪く言えと思っているわけではなく、なぜそういう事実を報道しないのかなと。実はそっちのほうがいま増えているわけです。公平な報道ではないですよね。非常におかしい。
 ■苦肉の策で生まれた「MADE IN PRC」
  最近、商品の原産国表示で「MADE IN PRC」というのが増えていますが、「PRC」というのは中華人民共和国(People’s Republic of China)の略です。私も最初は分からなかったんですが(笑)
  アメリカではだいぶ前からPRCという表示はありました。「MADE IN CHINA」のものは本当に売れなくなってきているんです。特に食の分野やおもちゃなど。それで中国は苦肉の策で「PRC」にしたわけです。そうしたらどこの国かよく分からないから、売り上げがちょっと上がったそうです。
  中国人も秋葉原に来て、「MADE IN CHINA」の家電製品は買わないわけです。中国人も嫌いな中国製品ということで、それを隠すために、いま世界中で「PRC」が広がっているんです。
 「マット安川のずばり勝負」2013年6月21日放送
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*河添 恵子(かわそえ・けいこ)氏
 ノンフィクション作家。主な著書に『豹変した中国人がアメリカをボロボロにした』(産経新聞出版)『中国人の世界乗っ取り計画』(産経新聞出版)『エリートの条件 世界の学校・教育最新事情』(学研)『中国人とは愛を語れない!』(並木書房)などがある。
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