カレー毒物混入事件、被告の無実訴え
死刑判決を受けて、最高裁に上告中の和歌山のカレー毒物混入事件の林真須美被告の夫らが都内で集会を開き、改めて林被告の無実を訴えました。
林真須美被告は1998年7月、和歌山市の自宅近くで行われた夏祭りで、カレー鍋にヒ素を混入させ4人を急性ヒ素中毒で死亡させたなどとして、殺人と殺人未遂などの罪に問われ、一審の和歌山地裁と二審の大阪高裁で死刑判決を受けて、最高裁に上告中です。
今月24日に最高裁で林被告の口頭弁論が開かれるのを前に、夫らが都内で集会を開き、「着ていたシャツの色が違い、目撃証言は作られたもので、林真須美被告は無実だ」と訴えました。
「みなさんが裁判官になったと考えてみて下さい。みなさんがそうなったら、私に死刑判決を下しますか。どうか真犯人の方は一刻も早く名乗り出て下さい」(林真須美被告の長男)
集会では、林被告からの手紙も披露されました。3か月前に林被告と接見したという夫は、「本人から弱気な発言はなく、死刑にはならないと思っているのでは」とコメントしました。(TBS NEWS 14日20:02)http://news.tbs.co.jp/20090214/newseye/tbs_newseye4062552.html
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