Nocturneと桜

2007-04-13 | 日録

 ChopinのNocturne(№20)。桜を想わせる。満開の桜、桜吹雪も。この曲は、(私には)秋の曲ではない。冬でもなく、無論夏などではない。華麗で儚い。夢幻。この季節に、この曲を弾く。Chopinには、やはりピアノの音色が最も相応しい。心に沁みてくる。無常が沁みてくる。至福の時である。

 昨日は、次男の家へ行った。音大時代の61鍵のシンセではやはり足りない、88鍵のMO8を購入したというので、聴きに。「もう支払いも済ませた」とか。先般、彦根城で流す曲募集に応募して採用された。その賞金?も支払いの一部に当てたそうだ。遅れたが、追いかけて援助してやるつもり。石川橋(山崎川)の堤の桜を満喫して、帰った。

 どのような形にせよ、音楽は身近にあってほしい。人生の伴侶であり、魂を高みへと導いてくれる。


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