松本死刑囚の長男がアレフ提訴 「無断で名前使われた」
朝日新聞 2014年10月24日18時38分
オウム真理教の元代表・松本智津夫（麻原彰晃）死刑囚（５９）の長男が、教団から派生した「アレフ」と幹部ら３０人に対し、自らの氏名や写真の使用差し止めと計４千万円の損害賠償などを求める訴訟を２４日、東京地裁に起こした。
長男の代理人によると、長男は現在、大学生で教団との関わりはないという。
訴状によると、アレフは今年、長男の誕生日に関係する催しを長男に無断で開催。催しの中で長男の氏名を使用したという。写真についても、「様々な形で使われることが予想される」と主張。今後も氏名などが使われれば、「回復困難な不利益を受ける」としている。
また、長男側は「教祖のように扱われた」とも主張。「大学生活や就職への不安や恐怖を感じ、甚大な精神的苦痛を受けた」として、慰謝料も求めた。
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「アレフが名前無断使用」と提訴 松本死刑囚の長男
オウム真理教の教祖だった松本智津夫死刑囚（５９）＝教祖名麻原彰晃＝の長男が、改称した「アレフ」と幹部を相手取り「勝手に自分の名前を使って催事をしている」として名前や写真の使用差し止めと計４千万円の損害賠償を求める訴訟を２４日、東京地裁に起こした。
訴状によると、長男は２０００年に教団を離れ、現在は大学生。アレフには自身に関する催事を勝手に実施しないよう求めていたが、誕生日やその前後に「誕生祭」などを開いて名前を無断で使われているという。
長男は訴状で「今でもアレフと密接な関係があるような印象を生じさせた。精神的苦痛が大きい」などと主張している。
2014/10/24 18:20【共同通信】
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