民主両院議員総会で執行部批判相次ぐ
12日午後の民主党両院議員総会で、出席議員から「国民は党の内紛を求めていない」、「マニフェストを見直すなら国民に信を問え」、「消費増税は国民をばかにしている」など菅直人首相や執行部を批判する意見が相次いだ。
岡田克也幹事長は、最大の焦点である小沢一郎元代表の国会招致に関し「(小沢氏が)衆院政治倫理審査会で説明すれば区切りになる。疑惑を持たれたら説明するという考え方で議論した結果に基づいてやってきたもので、党内でもめているということではない」と説明した。〔日経QUICKニュース〕
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菅首相批判が続出=民主両院議員総会
時事通信 1月12日(水)14時57分配信
民主党は12日午後、都内で両院議員総会を開き、出席者から「消費税増税の話があるが国民をばかにしている」「国民は党の内紛を求めてはいない」など、菅直人首相の政権運営を批判する声が相次いだ。
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〈来栖の独白〉
選挙も支持率も全ての敗因を小沢一郎氏におっかぶせ、小沢切りで延命しようとする菅内閣執行部。選挙も支持率も尖閣も、小沢さんには関係ないよ。「政治とカネの問題は、小沢さんにはありません。検察のでっち上げに抗議する」と宣言したなら、支持率は一挙に回復する。執行部よ、正道につけ。就くわけにはいかないだろうが。
◆マニフェスト撤回の『民主党』と小沢叩きに血道をあげる『記者クラブメディア』への抗議デモ2011-01-10
◆“虚構”はマスコミを通じて大音響となり、首相からおばちゃんまで皆が「政治とカネ」と言う2011-01-10
◆「民主党党大会2011/1/13」そのタイミングで小沢起訴となれば、マスコミは「起訴」に飛びつく2011-01-10
◆北海道補選.民主党敗因は「政治とカネ」ではない。TPPへの抗議の表れだ/菅・仙谷「殺小沢」の汚い手口2010-10-26
いい加減にしろ!菅・仙谷「殺小沢」の汚い手口 Gendai.Net 2010年10月26日 掲載
北海道補選惨敗まで悪用
さすがに、党内から「なんでも小沢一郎の責任にするのはおかしい」の声が噴出している。衆院北海道5区補選に惨敗したことを、菅首相や仙谷官房長官が「政治とカネ」の問題にしているからだ。
菅首相は、25日の参院予算委員会で「敗因はいろんな側面があるが、政治とカネの問題の影響があった」と答え、仙谷長官も記者会見で「政治とカネの問題はけじめをつけて、引き締めてやっていかなければならない」と言い放った。
しかし、補選の敗因が「政治とカネ」じゃないことは明らかだ。読売新聞の出口調査によると、有権者が補選で重視した問題は、「景気・雇用対策」が37%でトップ、「年金など社会保障」が25%で2位、「政治とカネ」はわずか9%だった。敗れた民主党の中前茂之候補(38)も、「政治とカネは大きな影響はなかった。それよりも有権者は具体的な政策を求めていた」と明言している。
なのに、小沢一郎に責任を押しつけるのは、いくらなんでも悪質というものだ。そもそも、敗因が菅内閣の失政にあることはハッキリしている。
「最悪だったのは、選挙中に菅首相がTPPへの参加方針を打ち出したことです。TPPに参加したら北海道の農業は壊滅してしまう。その一方で、応援に入った菅側近が『いままでコンクリートから人へと言ってきたが、公共事業も効果がある』と平気でマニフェストを否定する始末。訴えていることが支離滅裂だった。それでなくても有権者は、菅内閣の4カ月に呆れ返っている。すでに支持率と不支持率は逆転しています。出口調査が示すとおり補選の結果と『政治とカネ』は関係ない。不況に苦しむ北海道民が、何もしない菅内閣にノーを突きつけた結果です」(地元関係者)
ところが、反小沢一派は、自分たちの責任から目をそらせるために小沢一郎に責任転嫁し、さらに「政治とカネ」を言い立てて、小沢を国会喚問に追い込もうとしているのだから、やり方が汚い。菅・仙谷は「してやったり」のつもりだろうが、こんなバカなことをしていたら民主党全体が国民から見放されるだけだ。