北朝鮮の東京五輪参加 「拉致問題理解し進めるべき」森会長
NHK NEWS WEB 2018/4月2日 18時13分東京五輪・パラ
IOC=国際オリンピック委員会が、北朝鮮が再来年の東京オリンピックに参加の意思があることを確認したと発表したことについて、東京大会の組織委員会の森会長は「東京大会について考えをいただけたことはありがたいが、日本人の気持ちも十分に承知し、これからの話を進めてほしい」と述べ、日本と北朝鮮の拉致問題を理解したうえで進めるべきだと、IOCの対応にくぎを刺しました。
IOCは、バッハ会長が先月末に北朝鮮のピョンヤンでキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長と会談し、北朝鮮が東京オリンピックなどの国際大会に参加の意思があることを確認したと発表しました。
これについて、東京大会の組織委員会の森会長は2日午後、東京都内で報道陣の取材に応じ、「バッハ会長がピョンチャンオリンピックで大変な努力をして北朝鮮の選手の参加を進めたことは評価したいし、東京大会についても考えをいただけたことはありがたいことだ」と一定の評価をしました。
そのうえで、森会長は「しかし、日本人には、国際社会の平和で豊かな状況を味わえない人がたくさんいる。ひとの国に入って奪い取り、いつまでも帰さず拉致しているというのは、私は大変大きな問題だと思う。そういう日本人の気持ちも十分に承知し、これからの話を進めてほしい」と述べ、拉致問題があることを理解したうえで進めるべきだとIOCの対応にくぎを刺しました。
◎上記事は[NHK NEWS WEB]からの転載・引用です
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〈来栖の独白〉
森喜朗氏、時々、良いことをおっしゃる。
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