【速報】安倍元総理銃撃事件 山上徹也被告を銃刀法違反などの罪で追起訴 奈良地検
毎日放送 2023年3月30日(木) 16:23
去年7月、安倍晋三元総理(当時67)が銃撃され死亡した事件で、殺人と銃刀法違反の罪ですでに起訴されている山上徹也被告(42)について、追送検されていた武器等製造法違反、建造物損壊、などの罪について奈良地検は追起訴したと発表しました。
山上徹也(42)被告は去年7月、奈良市内で遊説中だった安倍晋三元総理を銃撃し、殺害した罪などで、今年1月に起訴されていました。
その後、奈良県警は自宅から押収された6丁の銃を鑑定したところ殺傷能力があったことを確認、無許可で製造した武器等製造法違反の疑いなどにあたると判断、そして、事件前日に旧統一教会の関連施設が入る建物を銃撃した建造物損壊の疑いなど5つの容疑で追送検していました。
追送検を受けて、3月30日に奈良地検は山上被告について銃刀法違反などの罪で追起訴しました。
捜査関係者によりますと、山上被告は「安倍総理への犯行が旧統一教会への恨みによるものだと示すため教団施設に銃撃した」という趣旨の供述をしているということです。
これで、安倍元総理銃撃事件をめぐる一連の捜査は終結することになります。
◎上記事は[TBS NEWS DIG]からの転載・引用です