PFI方式の刑務所、島根あさひ社会復帰促進センター  受刑者の矯正教育「ホースプログラム」

2009-08-28 | 社会
馬の世話で人間関係構築学ぶ矯正教育 島根の刑務所
asahi.com 2009年8月28日5時40分
 官民が共同運営するPFI方式の刑務所、島根あさひ社会復帰促進センター(島根県浜田市)は、馬の世話を取り入れた受刑者の矯正教育「ホースプログラム」を全国で初めて導入し27日、作業の様子を報道陣に公開した。人間より大きい馬とコミュニケーションを図ることで、力に頼らない良好な人間関係の構築方法を学ぶのが狙い。
 刑務所内に厩舎(きゅうしゃ)と約1千平方メートルの馬場があり、8人の受刑者が7月から、5歳のメスと7歳の去勢したオスの世話を始めた。この日は、市内で乗馬牧場を経営する瀬川幸義さん(60)らの指導で洗馬やブラッシング、乗馬の練習をした。受刑者の一人は「人に対しても短気にならず、優しい気持ちで接することができるようになった。出所後に生かしたい」と話した。
 同刑務所では、盲導犬候補の子犬を育てる更生プログラムも4月から始めている。(菱山出)

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